今日から
新しいお話を始めます。


今回のお話は、
全て 潤君目線からのお話です。

今回のお話、
実はまだ 途中までしか書けてなくて、
どんな展開になるのか
未だにまだ考え中σ(^_^;)

ですから切ない系で進むのか
それとも 面白系になるのか
はたまた ドタバタ系になるのか、
自分でも分からない状況です💦

でも、
最終的に幸せな結末になる事は
確定しています。

そんな状況なので
お話しを更新出来ない日も
あるかもしれませんが
楽しんで頂けたら嬉しいです。

どうぞ宜しくお願いします。
   〜優海〜




それではどうぞ〜



【抱きしめて 1】


僕が その人に初めて会ったのは、
高校に入学してすぐの事。


高校入学と同時に
大学受験の為の塾に通う事になり、

あまり気の進まない中、
両親には逆らえず、

高校1年の間は、
週2回・水曜日と土曜日に
塾に通う事になった僕。


その初日、
母親に車で送って貰って塾に着き、

「さ、潤 着いたわよ。」

「、、、うん、」

「(塾の)授業が終わる9時には
また迎えに来るから、頑張ってね♪」

「はあい、じゃ行って来る、、、」

ノロノロと車から降りて、
塾の入り口に向かって歩いていると、

僕の目線の先には、
赤い自転車、赤いヘルメットに
黒い斜め掛けのバッグという出立ちの男の人。

僕からは、
後ろ姿しか見えないけど、
足が長くてスタイル抜群で、
若干 なで肩では あるけれど、
凄くカッコいい。

その人は、
塾の入り口横の駐輪場まで行って、
自転車を停めると
被っていた赤いヘルメットを脱ぎ、、、

すると、
その赤いヘルメットの下から出て来た髪は、

金髪⁉️、、、、(@_@)

思わず立ち止まって、その人の後ろ姿を凝視。

じっくり見ても やっぱりその人は金髪で、

高校生なのに金髪⁉️
こんな人が塾に通っているの?

僕が唖然としながら見つめている中、
その人は 足取りも軽く塾の中へ。


人を見た目で判断しては いけない、というのは
分かっているけど、、、

僕が通う事になったこの塾は、
国公立、私立を問わず
所謂 名門大学と言われる偏差値の高い大学に
合格者を多数出している塾で、


そんな塾に金髪の人がいるなんて 
びっくり‼️、、、と同時に、凄く興味がある。

歩く姿は 颯爽としていて、
凄くカッコ良かったけど
一体 あの金髪の人、どんな人なんだろう?

顔を見てみたいな、
今日の帰り、もう一度 会えないかな。


そんな事を考えながら、
初日の授業を受けた僕だった。