「それにしても 翔さんが、
写真を見ただけで、一目惚れとはねぇ、、、」

ニヤニヤ笑いながら俺を揶揄うニノ。

「べ、別に 一目惚れなんかじゃないし、、、
ただ ちょっと可愛いなぁ、って思って
会って 話がしたい、って思っただけだし、、、」

「それが 惚れてる、って事ですよ。
まぁ こうしてハンバーグを
ご馳走になっている事だし、
知ってる事は話してあげますよ。」


2月某日 日曜日、
ニノから 
松本君の名前入り消しゴムを貰う為と、
松本君の試験での様子を聞く為、
ファミレスに来ている俺。

「で、どんな事を知ってるの?」

「え〜っと、
めちゃめちゃ可愛いけど
ちょっと変わってる、っていうのは
もう話しましたよね?」

「うん、聞いた。」

「あと、緊張しい みたいで、
試験の始まる前には
スーハー、スーハー 何回も
深呼吸してましたよ。」

「フハッ爆笑そうなんだ、可愛いね💕」

「まぁ 確かに 可愛かったですよ。」

うわ〜、なんか悔しい!
俺も 松本君のスーハー深呼吸する姿、
見たかったぁ〜。

「それから 喋り方は
少しゆっくりめで 甘めの声でしたよ。」

「へぇ、そうなんだ、、、」

あ〜、やっぱりニノが羨ましい。

「あっ、それから
翔さんが一番喜ぶ事、、、」

「ん? 俺が喜ぶ事?」

「松本君 山風が第一志望だと思いますよ。」

「えっ?ホントに?聞いたの?」

もし 松本君がウチの学校に入学したら、
こんなに嬉しい事は無い♪

ニノは 松本君と顔見知りな訳だし、
ニノを介して まずは 友達から、
そして いつか、、、♡


「残念ながら、
本人から はっきりとは 聞いてませんけど、
何となく そんな感じでしたよ。」

「なぁんだ、、、
本人から はっきり聞いた訳じゃないんだ、、、」

「まぁ 信じてくれなくても
別に構いませんけど、、、」

「イヤ、ニノの直感を信じて、
松本君がウチの学校に
合格して入学しますように、って
祈る事にするよ。」

今の俺に出来る事といったら、
心を込めて祈る事、
それくらいしか無いから。

「翔さん 意外と健気で可愛いんですね
見直しました。」

「ん💢
意外とじゃなくて、
俺 昔から健気で可愛いんですけど⁉️」

「え〜っ!そうだったんですか?
全然 知らなかったですぅ。」

「・・・(-_-)」

ニノ 相変わらず生意気!



でも、、、

どうか
松本君がウチの学校に入学して、
4月、
生の松本君に会えますように。。。