〜S side〜
潤が 俺に何も告げずに いなくなったのは、
具合が悪い事を隠す為、
俺に心配を掛けたく無かったからだと
思ってた。
それが俺の早とちりだったなんて、、、
ロビーから部屋に戻って来て
ソファーに座ると、
潤が恥ずかしそうに話してくれた。
「だって翔さんが、、、
スタッフ全員に お寿司をご馳走するし、
みんなが 翔さんの事、ステキだって言うし...
俺は 早くホテルに帰って
2人きりになりたい、って思ってたのに、
翔さんは そうじゃないみたいだったし、、、」
「潤、ヤキモチ妬いてくれたの?」
「べ、別に///
ヤキモチなんかじゃないよ💦」
いや、いや、
これは確信を持って言える
潤の〝ヤキモチ〟だって。
こんなに 嬉しい事はない。
嬉し過ぎて涙が出そう。。。
でも 普段の潤は、俺以上にモテてるし、
偶には こんな逆転があっても
いいんじゃないかな、、、と思った時に、
ふと気になって、
「ね、潤は?
誰かから「好きです』とか言われてない?」
「ん〜、『好きです』とは言われてないよ、
横浜店の藤井君から『松本さんは
俺の憧れです』って言われたけど。」
「えっ? •••
」
「あと それから、、、」
「ウソッ?まだあるの?」
「えっと、、、(博多店)店長さんから、
『松本君を帰したくないなぁ。
ずっとこっちに いてくれない?』って
言われたのと、、、」
「・・・
」
俺の知らないうちに
そんな事があったなんて、
やっぱりな、とは思うけど、、、
ヤダ〜❗️
潤は 俺の潤だ!
絶対 絶対 誰にも渡したくないし、渡さない!
「俺、ヤダよ。
潤を誰にも渡したくない!」
「ふふっ、ありがと。
翔さんのその言葉 凄く嬉しい♡
俺だって翔さんの事、
誰にも渡すつもりないよ。」
「潤、愛してる💕」
「うん♡」
「グ〜〜!」
折角 イイ雰囲気になったのに、
肝心な所で俺の腹の虫に 邪魔された
さっき、
殆ど寿司を食べないまま
二宮にあとを託して
急いでホテルに来たから、、、。
「翔さん ごめんね、
俺の所為で お寿司食べ損ねたよね?」
「ううん、
でも 潤も何も食べて無くて
お腹空いてるんじゃない?」
「うん、さっきまでは食欲なかったけど、
安心したら お腹空いちゃった
」
「じゃ、ルームサービスで何か頼まない?」
「うん、賛成♪」
潤と一緒にメニューを見ながら、
「これにしようかな?でも やっぱり
こっちがいいかな?え〜、どっちにしよう?」
「どっちも頼んだらいいんじゃない?」って
言って笑い合って、、、
つくづく思う、
また こうして潤の笑顔が見れて良かった、って。
「ね 潤、キスしていい?」
「ふふっ、どうしたの?急に、
翔さん、普段そんな事 聞かずにキスするのに」
「うん、そうだけど、、、」
ブブブ
突然 震える俺の携帯。
あ〜、もう!また邪魔が入った
無視しようと思ったけど、
「翔さん 出て。」
潤に言われて仕方無く出ると、
「もしもし、何?」
「「〝何?〟じゃないですよっ‼️
松本さんは? 大丈夫だったんですか?」」
「あっ!ごめん 連絡するの忘れてた。
大丈夫だよ、潤は元気だから。じゃ、、、」
「「あっ!ちょっと、、、」」
「翔さん いいの?」
「うん、全然 いいよ。
それより、、、」
潤を 引き寄せ
その柔らかな唇に、俺の唇を重ねた。