〜J side〜

開店を翌日に控え、
スタッフ全員で、
慌ただしく準備を進めていた夕方、

なんとなく視線を感じて振り向くと、
そこには 笑顔の翔さんがいてビックリ‼️

一瞬、
あまりにも翔さんに会いたい気持ちが強くて、
幻を見ちゃったのか、と思ったけど、

瞬きして もう一度 しっかり見ても
翔さんが そこにいて、
幻じゃない、って確信した。


翔さんからは、
明日 仕事が終わってから行く。
聞いていたから、
此処(博多店)に来るのは、
どんなに早くても20時過ぎだと思っていた。

それが 予想していたよりも
4時間も早く来てくれて、
めちゃくちゃ嬉しかったのだけど、、、  


翔さんを初めて見た博多店のスタッフたちが、
「カッコいい♡」とか、「イケメン♡」とか、
「スタイル抜群♡」とか、
「副社長なのに偉そうにしてなくてステキ♡」
とか、「カノジョいるのかな?」とか、、、

チラチラと翔さんを見ながら、
ヒソヒソ話してて、面白くないもやもや

俺の翔さんなのに、、、。


翔さんの側に行きたいけど 行けないし、
ひとり寂しく、
バックヤードで空いた段ボールの箱を
片付けていたら、

いつの間にか
翔さんが俺の背後に来ていて、
「お疲れ様❣️」って言ってバックハグしたから

ビックリしちゃって 
思わず、「ヒャッ❗️(>_<) 」って声を上げたら
大笑いしながら、
「ホント 潤は可愛い💕」って、、、。

俺が、
背後が不得意だって事 知ってるのに、
わざとそんな事をするんだから、
翔さんたらホント悪趣味❗️(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

でも、、、
翔さんと1日離れていて 寂しかったから
翔さんにぎゅ〜っと抱き締められ、
翔さんの温もりを感じる事が出来て
それは 凄く嬉しかった。。。


「潤 愛してるよ♡」

耳元でイケボで囁かれて、
ゾクゾクっとして ちょっと感じちゃう///

「キスしてい、、、「はぁい、ストップ❗️
こんな所でイチャイチャしない‼️
いつ 誰が来るか分からないでしょ?」

「え〜⁉️
だから 見張りを頼んだんだろ?
キスくらいさせてくれても、、、」
「ダメです‼️」

「二宮のケチ!」

「はい、はい、ケチで結構ですよ。」

「ふふふっ。」


二宮さんに止められ、
不服そうな顔をしていた翔さんだけど、

今夜は その反動で、
いつもより熱く激しくなるかも///


今夜が ちょっと楽しみ💕