〜S side〜

潤とこうして午前中からドライブするのは
本当に久しぶりで、

ついさっきまで
翔さんたらホントに呆れる💢
プリプリしていた潤だったけど、
車に乗ると 少し機嫌も良くなって、

何処に行きたいか聞くと、
 
「う〜ん、何処にしよう??」と、
唇を指で触りながら
少し俯き加減で悩む横顔が本当に美しくて、
思わずその頬に「ちゅっ♡」

「もう 翔さんたら、
油断も隙もないんだから❣️」

口では文句を言いながら、
その表情は 柔らかく
完全に機嫌が直った事が分かり、
ホッとしたのも束の間、、、



「そうだ!俺 横浜がいい。
前から一度 みなとみらいのロープウェイに
乗ってみたいと思ってたんだよね。」

「ゲッガーン ちょっと待って!
ロープウェイに乗るの?俺、高い所は、、、」

「ダメなの?」

「う、、、ん、出来たら乗りたくない。」

「、、、分かった。
翔さんに無理強いしたく無いし、
じゃ 今回は諦めて、
今度 相葉さ、、、「えっ⁉️ 相葉?相葉って
あの相葉?」

「うん、俺のお得意様の相葉さん。
相葉さんなら『いいよ』って言って
くれそうだし。」

 「ダメ、ダメ、相葉なんて絶対反対!

「え〜?
じゃあ、誰を誘って行こうかなぁ、、、
ウチの店長の松岡さん、、、 それとも、、、」

「ちょ、ちょっと待って💦
ま、まぁ観覧車みたいに
目が眩むほどの高さって訳じゃ無いし、
潤がそれ程 乗りたいなら、、、。」

「ううん いいよ、無理しないで。
翔さん 高所恐怖症だもんね、、、」

「イヤ、全然 無理じゃ無いから。
潤と一緒に乗りたいです!」

「ホントに?いいの?」

「勿論❗️」

「良かったぁ♡ ありがと、翔さん。」

「あ、、、うん💦」


こうして ドライブの行き先は
不本意ながら横浜みなとみらいに決定。

そうして1時間ほどのドライブで
みなとみらいに着くと、
早速 潤の念願だったロープウェイに。

土曜日だからか 少し並んでいたけれど、
それ程 待たずにゴンドラに乗れて、

俺がめちゃめちゃ緊張しているのとは
裏腹に 潤は満面の笑み。

「ほら 翔さん 見て見て♪
運河の水面がキラキラ輝いて綺麗だよ。」とか
「空中散歩してるみたいで気持ちいい」
はしゃいでいたけど、

俺には景色を眺める余裕なんてある筈も無く、
乗ってる5分間が異常に長く感じて
手汗がびっしょり。

でも 降りる少し手前で、
「翔さん ありがと、一緒に乗ってくれて♡」
と言いながら 
潤が俺の顎をクイッと持って、
ちゆっ💋っとキスしてくれたから、
プラマイ0、、、というか、

相葉とのデートを阻止出来たし、
潤からの顎クイもGET出来たから、
寧ろプラスだったかもしれない。