※今日からまた〝真夜中のknight〟再開します。
どうぞ よろしくお願いします。
前回のお話はこちら、
〜真夜中のknight 30〜
うるうるとした瞳で俺を見つめる潤さん、
その潤さんの柔らかな唇にそっと俺の唇を重ねる。
ぷるぷるとした唇は、
ほんのりワインの香りと味がする。
このまま 先に進んでいいのかな?
そんな戸惑いがあって 唇を離すと、
「どうしたの? 迷ってる?」
潤さんからの言葉に、焦る俺💦
「あっ、えっと、勿論 その、、、いいの?」
「いいよ、遠慮しないで♡」
「ホントに?」
小さく頷く潤さん。
生まれて20年と半年、、、
漸く日の目を見る事になる俺のオレ。
嬉しさに胸が高鳴る。
「翔君 どっちがいい?」
「• • •❗️」
俺としては 勿論 攻める方希望で、
潤さんには、オレを受け入れて欲しい、、、
それ以外 考えられないけど、
「翔君 右側?左側?
翔君の好きな方でいいよ。」
(゚д゚lll)⁉️
右側、左側とは?
男同士でスル時は そんな言い方なのかな?
でも 初めてだから、
どっちが どうなのか分からない。
答えに迷っていたら、
「寝る位置、右側?左側?」
「えっ?!」
『どっちがいい?』って寝る位置の事だったの?
そんなぁ〜 、
ダメだ、俺 泣きそう、、、。
「ふふふっ、ウソウソ。
翔君 すぐに表情に出て ホント可愛い♡
ごめんね、
冗談だからそんな泣きそうな顔しないで。」
「冗談?ホントに?」
「うん、
素直で、優しくて、可愛くて、
俺の無茶振りにも 本気で応えてくれるから
つい かまいたくなっちゃうんだよね、
いつもごめんね翔君、、、、、大好きだよ///」
『えっ?』
今の 俺の空耳?
最後に 大好き、って言ったように
聞こえた気がしたけど、、、
「あ、あの、、、
今 最後になんて言ったのか よく聞こえなくて、、、
もう一度 言ってくれますか?」
「もう!
あと一回しか言わないから ちゃんと聞いててね、」
「は、はい💦」
「大好き! 翔君の事が。」
(T-T)
鼻の奥がツーンとなって、
自然に涙が溢れて来た。
勿論 今度の涙は 嬉し涙💧
その涙を 潤さんが舌でペロッて舐めてくれて、
「•••しょっぱいよ、翔君。
ね、口直しに甘いキスを頂戴♡」
そんな色っぽい目で 俺を見て、
おねだりされたら、
勿論 俺の取る行動は一つ、
潤さんを強く抱きしめ、
その赤く瑞々しい果実のような唇に
キスをした。
もう 潤さんに何と言われようと 止められない、
このまま 突き進む❗️