ワイナリーを出てから、
3時間程で漸く着いた潤さんのマンション。
「ウソッ❗️」
到着してビックリ!
車のナビで〝自宅に帰る〟を設定した時には
全く気付かなかった。
潤さんのマンションが此処だったなんて、、、
「• • •此処って、」
「んっ、どうしたの?」
「あそこ、、、向かいのあのバス停って
俺が寝てた所ですよね?」
「そうだよ、覚えてたの?
翔君 あの時グデングデンに酔っ払ってたから
覚えてないかと思ったよ(^。^)」
「、、、
」
潤さんはニコニコ笑いながら言うけれど
俺からしたら大ショック!
潤さんに会いたくて、
あちこち探し歩いて回ったけど、
迂闊にも 通りのこちら側は、ノーマークだった。
項垂れる俺に、
「ほら ほら、そんなに落ちこまない!
その代わり美味しいワインと食事
ご馳走してあげるから。」
潤さんにそう言われて、
一気にテンションが上がる俺。
「ホントですか?」
「うん、だって約束したでしょ?
ワインご馳走する、って。」
「はいっ❣️」
俺ってめちゃくちゃ単純、、、って思うけど、
潤さんと2人きりで飲めるなんて
こんなに嬉しい事はないから仕方ない。
そんな俺に 潤さんは、
クスクス笑いながら、
「ふふっ、
あんまり期待されると困っちゃうけど、、、
でも、翔君の為に 腕によりをかけて作るからね。」
「はい!ありがとうございます。」
潤さんが 俺の為に、、、感謝カンゲキ雨嵐。
嬉しさを噛み締めながら、
ワイナリーで買ったワインを半分持ち、
潤さんの部屋の前まで来て、
「どうぞ、どうぞ♪ 遠慮しないで入って。」
「は、はい。」
ドキドキしながら 玄関を入ると、
シューズボックスの上には綺麗な花が飾られ
掃除の行き届いた玄関は、
まるでモデルルームに来たみたい。
「お、おじゃまします💦」
「ふふっ、そんなに緊張しないで。」
そう言われても、
大好きな人の家に初めて来たのだから、
緊張しないで、という方が無理。
『ちょっと散らかってるけど』と言われて
案内されたリビングは 玄関同様 凄く綺麗で、
全然 散らかって無い。
アンティークの家具で統一された室内は、
潤さんのこだわりが感じられて、
シンプルだけど 凄くお洒落な空間で、
当然だけど、
俺の部屋とは大違い。
「ね、翔君は 好き・嫌い無い?」
これは絶対 イヤだ、っていう食べ物が
あったら教えて。」
「特に無いです。何でも 大丈夫です!」
「ふふっ、良かった♡
じゃあ すぐ用意するから、
そこのソファーに座って待ってて。
あっ、それより先にお風呂に入らない?
その方が疲れがとれるし、
ちょっと待っててね。」
俺が言葉を挟む間もなく、
テキパキと用意する潤さん。
ああ 嬉し過ぎる、この状況。
潤さんの愛車の運転は、
めちゃくちゃ大変だったけど、
その苦労がこれで一気に報われた、、、というか
それ以上。
俺 こんなに幸せで良いのかな?
今まで勇気が出せず、
潤さんに告白出来なかったけど、
今日なら伝えられそうな気がする、
『大好きです❣️』って。