櫻井さんが 僕の作ったプリンを
そんなに喜ぶなんて 思わなかった。
「ね、ね、食べていい?」
「はい、どうぞ召し上がれ (#^.^#)」
「いただきま〜す❣️」
スプーンですくって、パクッ。
「旨〜い
」
櫻井さんが美味しそうに食べてくれて、
しかも『旨い』と言ってくれて、
ホッとして、僕もプリンを食べ始めた時、
櫻井さんは もう食べ終わって、
「あの、、、もう一つ食べていい?」
「ふふっ(^-^) 勿論です。」
「じゃ、遠慮なく。。」
そうして、
2つ目も あっ、という間に完食。
「ご馳走さまでした!
ホント 美味しかったよ、ありがとう。」
「僕の方こそ、、、
櫻井さんが美味しそうに食べてくれて、
嬉しかったです、ありがとうございます。」
「でも ホント凄いよね、
プリンを作れるなんて、尊敬する。
俺 家事、炊事一切 出来ないから。」
「えっ? でも、
このリビングルーム すっごく綺麗で、
まるでモデルルームみたいだし、
玄関だって 凄くいい匂いがしたし、、、
あっ!
もしかして カノジョさんが
家事 炊事 得意で全部 やってくれるとか、、、」
ズキン
自分で言ったくせに、
櫻井さんにカノジョさんがいる、って思ったら
胸が痛くなった。
どんな人なのかな?
櫻井さんのカノジョさん、、、
こんなにカッコ良くて、優しくて、
こんなに凄い所に住んでいる櫻井さんだから、
カノジョさんも、
きっと綺麗で ステキで 優しい人なんだろうな、、、
(◞‸◟)
考えれば 考える程、
気持ちが落ち込んでしまう。
「違う、違う💦
部屋が綺麗だ、って言ってくれるのは嬉しいけど、
これは、定期的にハウスキーパーさんに
来て貰っているからで、
俺、カノジョなんていないから。」
「ホントですか?」
「うん、ホント ホント。」
櫻井さんの
『カノジョなんていない』という言葉を聞いて、
ちょっと凹んでいた気持ちが 一気に上向いて、
頬が緩んでしまっている単純な僕。
でも どうして なんだろう?
こんなにステキな人なのに、
カノジョがいないなんて。
「もしかして あまりにもモテ過ぎて、
ひとりに絞れないとか??
カノジョさんがいないってそういう事なのかな?」
「イヤ、イヤ💦
そんなにモテないから、俺。」
「へっ???」
「松本君の独り言、全部 聞こえてるよ
」
『え〜〜⁉️』
(//∇//)
ずっと前から 友達に
『潤の独り言の声は大きくて、
独り言か話し掛けられてるのか分からない』と
言われていたけど、
恥ずかし過ぎる、、、
僕の独り言が、
櫻井さんに全部聞こえてた、なんて。