潤と俺、愛し愛され、
幸せ過ぎて怖いくらい、、、

それが ちょっとだけ俺を、
不安な気持ちにさせていた。

良い事ばかりは、続かないんじゃないかって、、、




朝、
いつものように潤のキスで起きて、
いつものように潤の作ってくれた朝ご飯を食べ、
出勤の準備をしながら、

「潤、今日は遅番だっけ?」

「うん、そう。
だから お店の片付けが 終わって帰るのは、
10時過ぎになるかな?」

「俺 今日は定時で帰れると思うから、
お店まで 車で迎えに行くよ。」

「えっ、いいの?」

「勿論! あっ、でも 何かあって
急に行けなくなったりしたら、
その時は メールするね。」

「うん 分かった、ありがと 翔さん♡(´ε` )」

「(〃ω〃)、、、じゃ 会社 行って来る♡」

「はい、行ってらっしゃい(^-^)/♡」


〜それから10時間後、

いつも以上に 真剣に仕事に取り組み、
今日中にやるべき仕事は 全て済ませ、
帰り支度をしていると、

二宮に突っ込まれた。

「今日は やけに張り切っているな、と
思ってましたけど、
松本さんを 迎えに行く為 だったんですね。
まぁ、そんな事だろうとは、思っていましたが。」

「い、いいだろ?別に💦
ちゃんと 仕事をしたんだから、、、
二宮、お前だって 定時に帰れた方が嬉しいだろ?」

「はい、それは勿論 そうですが、、、
出来たら いつもこのペースで
仕事をしていただくと有難いのですが。。。」

「分かった、善処する!」


二宮が、まだ何か言いたそうにしていたけど、
気付かないフリをして 会社を後にして、

一旦 自宅に戻り スーツから普段着に着替え、
車で 潤の勤務するお店へと向かった。

お店の閉店時間までには、
まだ2時間近くあるから これなら、
潤の仕事する姿を十分 堪能出来そう。



潤には言ってないけど、

潤のスーツ姿は めちゃめちゃ カッコ良くて、
密かに 俺は、
潤がホストになったら、
瞬く間にトップになるだろうな、って思っていて、

機会があったら、
家で 〝ホストとお客さん〟ごっこをしたい、と
思ってる。
勿論 ホストは潤で 俺はお客さん。

潤には、
『そんなの絶対イヤだよ』と言われそうだけど、、。

でも、
ちょっと派手目なスーツを着た潤に、
『いらっしゃいませ♡櫻井様、
どうぞこちらへ、』って、言われて
エスコートされてみたい。


(#^.^#)
そんな場面を頭に思い浮かべながら、
車を走らせていた、

潤の働くお店まで あと少し。