久しぶりの2人一緒の休み、

朝から ウキウキして仕事へ行く日よりも
早く起きてしまった俺。

今日は 2人で何をしようか?

久しぶりに 映画でも見に行こうか?

それとも、
行き先を決めないでドライブでも行こうか?

でも、
疲れ切って眠っている潤を起こすのも可哀想だし、
すやすやと眠る潤を、
起きるまで眺めているのも 悪くないかな?
なんて思っていたら、

「う〜ん、、、」という伸びと共に
潤が目を覚まして、、、

すぐ目の前に 潤を見つめる俺がいたから、

「わっ!(//0//)」

驚いて顔を真っ赤にして、
布団の中に隠れてしまった。

布団の中の潤に、
「潤 おはよう。 ね、なんで顔を隠すの?」
と声を掛けると、

目だけ布団から出して、
「だって、、、目を開けたら 翔さんの顔が
目の前にあって、、、寝顔見られちゃったでしょ?
恥ずかしぃ///」

めちゃめちゃ 可愛んですけど、、、チュー

そんな顔を見たら、
散々 抱き潰したのに、俺のオレが、、、↗️

堪らず、
潤にキスしようとしたら、

「翔さん、キスだけだよ。その先は ダメだからね。」

ん? 何でバレた?

「ふふッ、翔さん 今 
『なんでバレた?』って顔してる

「やっ、そんな事 全っ然 思ってないよ💦」

もしかして、、、
二宮同様 潤にも 俺の心を読む力が あるのか?

勿論 潤に俺の心を読まれたとしても、
疾しい気持ちは微塵も無いからいいんだけど、
俺のソッチの方の欲求まで、
読まれてしまうのはちょっと、、、ガーン


結局、
朝からベッドでイチャイチャする事は叶わず、
潤と2人 ドライブがてら出掛けたのは、
郊外のショッピングモール。

ここなら 映画館もあるし、
食事も出来るし、買い物も出来るから。

「ね、翔さん ここなら一石三鳥…ううん、
ドライブも出来たし、一石四鳥かな?
やっぱりここに来て正解だったね♪」

「うん、そうだね。」

潤には そう返事をしたけど、
俺からしたら 潤が隣にいてくれたら
それだけで どこだって楽しい。

高所恐怖症の俺だけど、
潤さえ隣にいて手を握ってくれてたら、
たとえスカイツリーのてっぺんだって
行ける気がする。
『潤 怖いよ』って言いながら、
思いっきり潤にしがみ付く事も出来るし、

そんな事を考えながら 潤と2人
映画館に向かって歩いていたら、、、


「あ〜っ❣️潤ちゃんっ、」

「えっ⁉️ あっ、相葉さん!
こんな所で会うなんて、びっくりです。」

「ホント 奇遇だねぇルンルン

「• • • もやもや


折角 潤と2人 楽しい時間を過ごしているのに、
めちゃくちゃ邪魔なヤツが 出現!

しかも、相葉ときたら俺に向かって、

「あっ!
潤ちゃんの事が 好き過ぎて、
いつも潤ちゃんに くっついてて、
洋服のセンスがサイアクな元店長さんの、、、
えっと、、、誰だっけ??」なんて言ってる。


俺の方こそ 最悪なんですけど〜💢

潤は 潤で 相葉の言葉にクスクス笑ってるし、、、

確かに 潤と比べたら、
俺の方がセンスが 無いのは認めるし、
潤と一緒に暮らすようになって、
俺の服は 全て潤にコーディネートして貰ってて、

そのお陰で、
社内で『最近の櫻井副社長 カッコ良いよね』と
言われるようになったのは事実だけど、、、。


それにしても、
相変わらず 爽やかイケメンで
ウチのブランド〝amnos 〟の服が 
めちゃめちゃ似合ってて、
 
気に食わないプンプン

俺の潤に馴れ馴れしくするの禁止‼️

でも、、、
ニコニコ屈託のない笑顔の相葉を見たら、
何も言えない俺、、、、ショボーン

本当に サ•イ•ア•ク‼️