空港から 車を飛ばして マンション迄 帰って来て、
玄関に入ると、

「ただいまぁ、」

「お帰り 潤。」

「やっぱり 家はいいよね (^-^)

そこまでは 良かったのだけど、、、

リビングに入って、
早速 キスの続きをしようと思ったら、

「翔さん ごめんね。」

潤が 突然 謝って来て、

「えっ、何が?」

俺が潤に謝る事なら いくらでもあるけど、
潤に謝られるような事は、、、心当たりがない。


「昨日なんだけど 実は、、、。」

(O_O)
えっ、もしかして 披露宴っていうのは嘘??
誰かと旅行に行ってた、、、とか?

そ、そ、それは、職場の人と?
それとも 俺の全く知らない人?
何人で行ったの?まさか2人だけ、、、とか?ガーン

ネガティブな妄想が頭を駆け巡り 
多分 顔面蒼白になっているであろう俺に、

「本当に ごめんなさい💦
でも、今度から 絶対 そんな事 しないから、、、」

ガ、ガ〜ン‼️‼️

潤からの とどめの一発。

潤の事が 大好きで、
昨日 一日 潤がいないだけで、
どうしようもなく寂しかった、、、

だから 一度 浮気されたくらいで、
勿論 別れたりなんか したくないけど、

でも やっぱり ショックで、
何も言えずにいたら、

「昨日の朝 ちゃんと言えば良かったんだけど、、、」

「いや、、、もし聞いていたら多分、、、」

「やっぱり そうだよね、
絶対 ダメ💢って怒るよね(◞‸◟)、、、」

「あ、イヤ、、、」

潤を責めるような言葉は口にしたくない、
やっぱり 潤の事が 好きだから、、、

こうなってしまったのは、潤の所為だけじゃなくて
俺に至らない所が あったから、

そう自分に言い聞かせるけど、、、。


「翔さんのパジャマ、
翔さんに 黙って持ってっちゃって、
忘れて来るなんてダメだよね、本当にごめんね。」

「へっ??パジャマ?」

「うん、 ホテルの人から連絡が来るまで
気が付かなくて、、、
でも、同僚のお母さんが 預かってくれて
あとで送ってくれる事になったから、
許してくれる?」

「も、も、勿論!全然 いいよ。」

「あ〜、良かったぁ照れ


潤から言われて 初めて気付いたけど、
そういえば 昨日寝る時、
潤のパジャマは、
ベッドの上に畳んで置いてあったのに、
俺のは 無かった。

潤が持って行ったから無かったんだ!

俺と同じ事を 潤が考えてたなんて、、、

潤が俺のパジャマを着て寝ていたという

その事実、俺にとっては 〝キュン♡〟でしかない。


でも 良かったぁ〜、、、、

よく考えたら 潤が浮気なんてする筈ないのに、
そんなバカな事を考えてしまうなんて、

38時間 潤に触れられなかった事が、
相当 身に堪えているのかもしれない。