勇気を出して聞いた、
松本くんの携帯の番号と メールのアドレス。
教えてもらえるかな??
ドキドキ、ドキドキ
俺の この激しすぎる心臓の音、
聞こえてしまうんじゃないかと心配になったけど、
松本くんには 聞こえてないようで、
「あっ、僕も知りたいです、
櫻井さんの電話番号とアドレス。
僕から『教えて下さい。』っていうの
ちょっと図々しいかな、と思ってて、、
それで あの、勉強で分からない時とか
電話して聞いてもいいですか?」
「もちろん❣️
俺、こう見えて 結構 成績いいんだよね。
どんな勉強も任せて!」
「ふふっ、ありがとうございます。
頼りにしてます、先輩 ♡」
松本くんも俺の電話番号とアドレス
知りたいと思ってたなんて..。
もっと早く聞けば良かった (◞‸◟) ...ちょっと後悔。
そんな俺に、
「あの、僕の番号...
櫻井さん この番号に掛けてもらえますか?」
「う、うん 、ちょっと待って。」
慌てて携帯を取り出して、
松本くんの番号に電話して、
それからメールのアドレスも交換した。
漸く、聞けた。。
松本くんとの間に
運命の赤い糸が繋がったような、、、
それくらい気持ちが高揚して、
嬉しくて 嬉しくて、
つい 講義の間も 携帯を取り出して、
ニヤニヤしてしまっていた。
それは、家に帰ってからも、、、で
折角 松本くんにアドレスを
教えてもらったのだから、メールを送ろうと、
『こんばんは 』
と、打ってみたものの そのあとが続かなくて
諦めて、
夜 ベッドに入ってから、
今度こそ『おやすみ』のメールを打とうと
思っていたら、
ピコン ♪
松本くんからのメール❗️
『こんばんは〜🌟
夜 遅くに済みません。
明日なんですが、朝からずっと雨☔️って
天気予報で言ってました。
だから、芝生広場でランチ出来ないみたい。
... (>_<) 残念。。
明日は、どこでランチしましょうか??』
松本くんからのメールに 嬉しい驚き❣️
しかも、
『ランチをどこでしましょうか?』なんて、、
雨の日は 芝生広場がダメだから、
一緒にランチ出来ない、と思っていた。
どこか最適な場所は...
雨でも 大丈夫な場所がポッと頭に浮かんで
急いで 返信した
『中央図書館の横のフリースクエアなら、
屋根もあるし ベンチもあるから、
そこはどうかな?
ただ、早めに行かないと
ベンチが空いてない事もあるけど...』
そう返信したら、ピコン ♪
松本くんからまた直ぐに返信が来て、
『了解です
なるべく早く行きますね
でも ベンチがいっぱいだったら、
その時は..またその時に考えればいいですよね』
『うん、俺も2限目 終わり次第 マッハで行くよ。』
『了解で〜す。
どっちが早いか競争ですね🐰🐢
じゃ、また明日٩(๑❛ᴗ❛๑)۶』
松本くんのメールがすごく可愛くて
心がほっこりあったかくなって
幸せな気持ちで眠りに就いた。