《J side》
ニノ、おはよう!
あっ、潤くん おはよう
昨日は、どうでした?
ん〜、ちょっと..ねぇ、
なんかぁ自慢話しばっかりだったような...
料理が得意だとか色々...。
つまんないから、途中から適当に相槌だけ打って、
他の事 考えてた。
そんなにつまらないデートなら
途中で『用事があったの忘れてた』とか言って、
帰っちゃえば良かったのに。
...でも 嘘を吐くのはちょっと...
潤くん、優し過ぎ、
まぁ でも これからは、
やたらデートに応じない事ですね。
ニノは そんなふうに言うけれど...
俺にはトラウマというか、苦い思い出があって、、
俺が高校に入ってすぐの事、
一目惚れした女の子に 思いを伝えようと
手紙を渡したら、
『ダサい』と言われ、
そのまま手紙を突き返された。
その事があってから
恋愛に対して臆病になってしまい、
『いいなぁ』と思う子がいても告白出来ないし、
逆に、
俺に告白してくれる子に対して上手く断れない。
つい、
『じゃあ 一度だけなら』と言ってしまう。
昨日の子だって、全然 知らない子だし、
学部も学年も違うから 共通点もないし、
本当はあまり行きたくなかったけど、
『どうしても』と言われて、
断り切れなかった俺。
ニノは、俺の事を『優し過ぎる』というけど、
ただ単に『イヤ』とか『ダメ』と言えないだけ。
心の中で
『誰とでも デートするっていうのは、
あまり良くないと思うよ』
って言ってる俺がいるのだけど...。
ニノ、俺 頑張ってみる‼️
へっ⁉️
ビックリした〜、
どうしたんですか? 急に。
ごめん、急に大きな声 出して。
でも...
ニノに宣言します!
これからは 『デートして』ってお願いされても、
気乗りしない時は ちゃんと断る❗️
そうしないと、女の子にも失礼だし、
俺の宣言を聞いたニノは、
『ホントに出来るんですかねぇ。』
って言ってニヤニヤ笑ってる。
だから、
大丈夫、出来る‼️
って もう一度 宣言した。