ドキドキしながら 潤が入って来るのを待つ。
『まさか、この前みたいにTシャツと
ハーフパンツ…なんて事はないよ な、』
もし そうだったとしたらかなりショックかも、
なんて思いながら、湯船に浸かっていたら、
しょお先生、入っていい?
と 潤の声。
うん、いいよ
バスルームの扉は曇りガラスだから、
ハッキリとは見えないけど、
少なくとも上半身は 何も着てない‼︎
『ヤッタ〜』
心の中で叫ぶ俺。
カチャッと音がして 扉が開き、
潤が入って来た。
潤は腰にタオルを巻いているだけ、
白い肌が眩しいくらいに美しくて、
細く括れた腰が色っぽい。
潤のそんな姿を見たら、
ムクムクと〝存在〟を主張し始める俺の欲+棒。
心臓がバクバクして、体全体が熱くなる。
『あっ、ダメだ。逆上せてしまいそう 』
と 思ったと同時に、
しょお先生、鼻血出てる! 大変‼︎
ちょっと待ってて、ティッシュ持って来る。
あっ、湯船から出てて。
潤とお揃いのバスローブを身にまとい、
リビングのソファーに座り、鼻を押さえてる俺。
こんな大事な時に鼻血なんて…。
ず〜っと念願だった…
それが やっと叶ったというのに、
僅か数秒で終わってしまった
〜〜〜〜〜〜〜
いつもだったら、
潤が俺にピトっとくっついて寝るのに、
今夜は…
しょお先生、具合悪くない?
大丈夫?
ぜんっぜん問題ないよ、大丈夫‼︎
でも、また鼻血が出るかもしれないから
注意しておかないとね。
僕 しょお先生の事 見守ってるから
安心して寝て、ね♡
うん、ありがと😓
潤の優しい気持ちは、すごく すごく嬉しいし、
俺って幸せだと思う。
だけど、
ちょっと寒いような気がするのは、
そばにいるのに抱きしめられない
悲しさの所為かも…