潤と付き合ってから、半年が過ぎ、

この頃 俺は、
潤のマンションで過ごしている事が多く、
殆ど一緒に住んでいるような状態。

朝 潤のベッドで目覚めて、それから2人で
仕事に行き、帰ってくるのも潤のマンション。

そんな生活を送っている間に、
潤の所に俺の私物がどんどん増えて行き、
収納スペースは、もう ぎゅうぎゅう。
片付け上手な潤のお陰で 
なんとか なっているものの、
やはりもう少し広い所に引っ越して、
潤と一緒に暮らしたい。

そして、きちんとプロポーズもしたい。





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今度の日曜日、
潤と一緒に見に行きたいと思ってるものが
あるんだけど、行って貰えるかなぁ?

うん いいよ。買い物?

まぁ、買い物っちゃあ買い物かな?

??
不思議そうな顔をしている潤に、
勇気を出して切り出した。

マンションを一緒に見に行きたいんだ。

えっ、マンション?
僕も一緒に?
それって…


うん、潤と一緒に住むマンション。
ずっと前から考えてたんだけど、
ダメかな?


潤の目が、見る見るうちに
涙でウルウルになっていく。

そして…

うん、


『良かった〜』

嬉しくて嬉しくて
潤をギュッと抱きしめた。