はじめましてに代えて

醒めている祈り

―― わたしの言葉は、いつもここから始まります。



今朝の無色の空と、小さな実験の日



今朝の空は、色のスイッチを切ったみたいだった。 


光はあるのに、どこにも方向がない。 

雨が降るのか降らないのか、

判断を保留したままの“無色の朝”。 


曇り空の中には、こちらの感情をかき乱さない、 

静かな余白がある。 

その余白に寄り添うように、 

今日は朝から“実験のスイッチ”が自然と入った。 



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キーウィのスープ —— 思いつきを声に出してしまう朝






熟しすぎたキーウィを救済しようとして、 

玉ねぎ・水・コンソメ麹・麹入りカレー粉と

一緒にミキサーへ。 


ヨーグルトを入れていないのに、 

ヨーグルト風味になるという謎の魔法に声が出た。 


そう、声が出たのよね。 

子どもの頃と同じように、 

思いついたことを“口に出してしまう”自分に気づいて、

一瞬あの頃の感覚がよみがえった。 


親には気味悪がられて、
外ではやるなと注意されて、

 「わたしって変?」と怯えていたあの頃。 


今ならわかる。 

あれは異常でも変でもなくて、 

世界を言葉で受け止めながら生きていた子の、

自然なかたちだった。 


温めると酸味が立ち、 

冷めてくるとまたまろやかに落ち着く

キーウィスープみたいに、 

わたしのいろんな“人格”も、

温度によって顔を変えていただけ。 



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オートミールとタピオカ粉のクリスピーピザ



昨日アップした

“オートミール × タピオカ粉”のトーストが 

思いがけずクリスピーだったから、 

今日はそれを ピザの台 にしてみた。 


丸く広げてフライパンで焼き、 

オーブントースターで一度空焼きしてから、 

チーズと具材をのせてもう一度焼く。 


たったそれだけなのに、 

“ちゃんとピザ” になるのが面白くて、
また声が出た。

ほんとうに、今朝は実験だらけだったの。 



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記憶のチャイと、ただ在るうさぎ






実験続きのキッチンから少し離れて、 

うさぎの横で“記憶のチャイ”を飲む。 


カルダモン、クローブ、シナモン。 

レンチン200Wでゆっくり温める、いつもの方法。 


豆乳じゃなくて牛乳で作る、 

あの濁りのある強さが好き。 


透明感より濁りを欲する日がある。 

曇り空の日には、それが妙にしっくりくる。 


うさぎは相変わらず、ただ在るだけ。 

静かで、名前もなくて、 

世界の輪郭だけをそっと整える役目の子。 



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◆ 昼の静けさと淡い一日







昼にはライスコロッケと枝豆ポタージュ。 

朝の実験の余韻が残りながらも、 
心は不思議と落ち着いていた。 

無色の空の日は、 
外が淡いぶん、内側がよく見える。 

今日のわたしは、
灰色ではなく “淡い” に包まれていた。 


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