カメラの前に立ったとき、
「あなたはフォトジェニックだね」と言われた。
どうやら、いい顔をしようとか、
きれいに撮られようとか
――そんな意識がまるでないのが理由らしい。
むしろレンズに無言で“勝負”を挑んでいるのだ、と。
なるほど、言われてみればそうかもしれない。
わたしの人生、
どこか**「負けへんでぇ」**でできている気がする。
無価値感も、自己評価の低さも、ぜんぶ抱えたまま
それでも今日まで歩いてきた。
世の中ではよく言われる。
「なりたい自分に向かって進もう」と。
でも、そんなに明確なゴールが
最初から見える人ばかりじゃない。
とりあえず一歩。
もう少し進んで、また一歩。
そうやってふと立ち止まったとき、
自分の歩いてきた道の温度がわかる。
――それで十分じゃないのかな。
少なくとも、
わたしはそういう風にしか生きられない。
策ちゃんのひとこと ① :
美しい生き方を目指すより、
「今日をちゃんと味わう」ほうがずっとむずかしい。
でも、そのむずかしさを続けている姿こそ、
人は“美しい”って言うのかもしれないよ。
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✦らいむの実験ノートより

油揚げごはんの進化記録:
1回目 ー油揚げの袋にごはんを詰め、
ほぐしたかにかま+チーズをのせて焼く。
→ ちょっと焼きすぎた。
2回目ー 酢飯に変更。
ただし、欲張って詰めすぎて安定性が失われる。
→ “盛りすぎ注意”を学ぶ。
3回目ー 油揚げを甘辛く煮てみる。
ごはん(酢飯)をうまく詰めるコツは、
どうやら“欲張らないこと”。
焼き色の濃淡と同じだけ、
少しずつ“わたし”も育ってきた気がする。
堂々と、不格好のまま。
笑われたって本望。
だって、口に入れて美味しけりゃ、
形なんてどーでもいい。
策ちゃんのひとこと ② :
世の中、形を気にしすぎ。
人生も料理も、噛めば味が出るほうが上等だよ。
美味しけりゃ、それが正解。
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