久々にケーキを焼いてみました。

小麦粉も油脂分も使わないガトーショコラ。

引っ越しに際して古いオーブンを処分したので、今回はオーブントースターで。

オーブントースターは庫内の温度が安定しないので、お菓子やパン作りにはあまり向かないのですが、表面をアルミホイルで覆ったり、焼き具合を見ながら温度を変えてみたりしたら、なんとか成功。


今日ケーキを焼いたと書いたら、「父の日」のプレゼントって思う方が多いかも。

残念ながら、ハズレ!

物心ついてから一度も、「父の日」を祝ったことはないのです。

父は私が生まれた直後、父親になる自信がないと書き置きを残し、当時不倫していた女性と姿を消したので、私は写真でしか父の顔を知りませんでした。


初めて『実物』の父の顔を見たのは、母が亡くなった後のこと。

働いていた母の退職金や母の所有する土地家屋の相続で、どうしても父と連絡を取らねばならなかったから。


父と母が離婚手続きを取っていたなら、母の遺産相続に関係しなかったはず。

ただ父が失踪した後も、母は頑として離婚しようとしませんでした。

だから戸籍上では父と母は夫婦のままだったので、もし父が母の死を知り、相続権を主張することができるのです。


そこで私は弁護士に依頼し、それ経由で父の所在を突き止め、相続放棄してくれるように頼まなければなりませんでした。


父に会って相続放棄してもらうまで、たくさんの時間とエネルギーを消費しましたが、特に精神的なダメージはひどいもの。

結果だけお話すると、父とは絶縁しました。

ドラマなどでは恩讐を乗り越えて、生き別れた親子が涙の和解をしたりしますが、現実はそんなに甘いものではありません。


母や私のみならず周りの多くの人に迷惑をかけた己の罪を、父は謝罪しませんでした。

「俺は極楽とんぼだからな、仕方ないさ」

再開の場に設定した料亭で、ぐびぐび酒を飲みながら薄ら笑いを浮かべていました。


「お前の母親のことは、今でも愛してるよ」

死ぬ少し前、まだ凛として美しかった母の写真を見せた時、父はしれっとそう言いました。


『お前って呼ぶな!』

ある意味見ず知らずのオジサンに偉そうにそして馴れ馴れしく「お前」なんて言われたくない!

しかも不倫した上、その女性と失踪したくせにね。

 

親に捨てられたヒロインが、捨てた親を許す、、、

捨てられた後にどれだけ多くの苦難を耐えなければならなかったかを思うと、いきなり抱き合って涙の再会と許しなんて、私には絵空事のようにしか思えません。


子供に対してあらん限りの保護と愛情を注ぎ、子供の成長に全責任をもった者のみが、親と名乗り子供からの愛を享受できるのではないでしょうか。


私は父に父親であってほしかった。

父は私に愛情豊かな娘であってほしかった。

ろくでなしの父と娘は、お互いに己の主張を譲らず決裂するしかありませんでした。


そしてそれは今でも強い後ろめたさや罪悪感そして自己嫌悪となって、私を苦しめています。


そうそう、パートナー母は離婚後、もと配偶者に子供との接触を禁じていたため、パートナーにも父がいないので、やっぱり私は「(義)父のひ」も祝えません。


って暗い話は置いといて、いつものグルテンフリー的な食事記録にいきましょう!



昨日の夜ご飯は、パートナーの大好物のオムライス。

ただしチキンライスをうまく包めないので、「のっけオムライス」です。


今日の朝ごはんは、米粉で作ったパンケーキ。

米粉だとなかなかうまく膨らまないのですが、今回は卵の白身と黄身を別立てにして、ベーキングパウダーにサイリウム(オオバコ)もプラスしたら、なんかいい感じに。


今日の昼ご飯は、レンチンで作るおからパウダーの惣菜パン。

タッパーにおからパウダー・豆乳・卵・マヨネーズ・にんじん・ピーマン・玉ねぎ等を加えてレンチン。

サイリウム入れ忘れたので膨らみはイマイチですが、安定の美味しさでした。


おからの匂いが気になるという声をよく聞きますが、私は逆に火を通した時のおからの匂いが好きなんですよね。