昨日6/22(土)に退院しました
6日間と短い期間でしたが
初めての入院生活を振り返ってみたいと思います
(一部で若干生々しい画像も載せているのでご注意下さい)
6/17(月)
14:00 入院
入院中は患者の病院の駐車場利用が禁止されているので
自宅から電車とバスを乗り継いで病院まで
かなり早めに到着し入院手続きまで時間があるので
院内のカフェで時間をつぶす

入院受付まで行くと15人待ちの案内表示
手続きを終えるまで1時間弱かかってしまい
予定の14時を過ぎてしまいました
係の人に病棟まで案内してもらいます
4人部屋で希望を出していたのですが
あいにく空きがないとのことで
とりあえず個室に入り空きが出た段階で
部屋を移れるようにお願いしておきました

(個室代1日15000円・・・)
しばらくすると病棟や手術担当の看護師、薬剤師が
挨拶にやってきました
夕方までやることもなく
手持ち無沙汰で過ごしていると
今まで診察を受けていた主治医とは別の執刀医がやってきて
手術におけるリスクの説明を受けました
術前外来での説明では腫瘍の出来ている場所には
重用な神経が走っている可能性は低いとの説明でしたが
執刀医曰く、場所的に顔面神経か舌下神経につながっているかも知れないので
術後麻痺が出る可能性があるとのこと
なんか話が違うなぁと不服に思う部分もありましたが
後戻りする気もさらさらなかったので書類にサインをしました
6/18(火)
手術当日
手術予定時間は13:30

朝食代わりにカルピスを酸っぱくしたようなドリンクを飲み干し
朝9時より絶飲食になります
手術当日は立会い者が必要なのですが
母が来れないので代わりに叔母に来てもらいました
雑談をして時間をつぶしていると
14時から手術開始のアナウンス
直前に手術着に着替え
手術室まで歩いて向かいました
手術室へつながる扉の奥は
殺風景で冷たい印象の広く長い廊下でつながっています
手術室へ入り手術台へ横になると
点滴や各種のセンサーが取り付けられます
「これから全身麻酔を始めます。」
「点滴が滲みることがあるかもしれません。」
薬剤が点滴に流れ込んでくると間もなく
激しく咳き込む私
「麻酔の影響で(咳が)一時的なものなので大丈夫ですよ。」
その後意識が途絶えました
なんか夢を見ているような感じもありましたが
急に周りがざわつき始め意識が戻りました
気管に挿入されていた呼吸器が抜かれ
「〇〇さん、呼吸できますか?」
朦朧とした意識の中で
息を吸ってみたが問題なし
・・・しかし、息が吐けない!
軽くパニックを起こし
看護師の腕を叩いて助けを求める
何かがおかしい
深呼吸する要領で肺と腹筋に力を入れて大きく息を吐くと
かなり苦しいが呼吸を継続させることができた
朝からの絶飲食のために喉がカラカラになっており
息苦しさに拍車をかけた
ベッドのまま病室に戻り叔母と再会
手術は2時間半くらいかかったようですが
すぐに執刀医がやってきて手術内容の説明
当初は神経に傷をつけないように腫瘍だけを取り除く予定でしたが
腫瘍に神経が巻き込まれるような形になっていたため
腫瘍の両サイドで神経を切断し
神経を繋ぎ直すため縫合したとのこと
また腫瘍が生じていた神経は舌の左側の動きを支配している
舌下神経だったとの説明
そのため舌の左側に麻痺が出るが
年齢的なものも考慮して
半年から1年くらいかけて機能が回復していくとのこと
息苦しさの原因はこれでした
舌を左右に動かそうとしてもうまく動かない
声も出しにくい
この時は正直
手術をやらなければ良かったと思いました
傷口が開くのを防ぐため術後3時間ほど絶対安静
酸素マスクをつけられ横を向くことすらできない
息苦しさと頸部の傷口の痛みに耐えながら
永遠とも思える時間が過ぎ去るのを待ちました
酸素マスクが外され
さらに数時間後
尿道のカテーテルが外されて
給水も許可されました
舌の麻痺のため水も飲みにくい
ただ喉を潤ったことで呼吸はだいぶ落ち着いてきた
ガチガチに固まった体を動かしたかったので
さっそくトイレへ
そして洗面台の鏡に映る傷口を見てドン引き

画像は翌日に撮ったものですが
めっちゃ切られてる・・・
痛み止めの点滴を追加してもらいましたが
その日は痛みが酷くまったく眠れず

長い夜が明け待望の朝ごはん

舌が麻痺して食べにくい
不味い
以上
しかし億劫だった食事も
術後2日目くらいになると
舌の動かし難さは残っているものの
だいぶ慣れてきて
普通に食べれるようになってきました
人間の順応能力ってすごい
時期を同じくして左の顎下がおたふく風邪みたいに
顔の輪郭がなくなるくらいにパンパンに浮腫んできました
圧迫感でジンジンとした痛みがしんどい
同僚から見舞いに行ってもいいかとメールが来ていましたが
体調が当初思っていたよりも悪く
精神的な余裕がないのでお断りしておきました
途中4人部屋に空きが出来たので部屋を移動したのですが
いろいろな人がいてとても賑やかです
昼夜問わず落ち着いてゆっくり横になることもできません
イヤホンで音楽やTVを聴いていてもすぐ頭が痛くなるし
ああ早く帰りたい・・・

血抜きのドレーンを溜めるパック

量も少なくなり
だいぶ綺麗になってきました
金曜日の朝の回診で
明日朝にでも管が外せそうなので
退院日の調整をして下さいとのこと
1秒でも早く退院したかったので
明日の午後にでも退院したいと希望を伝えました
6/22(土)
退院
朝の回診でドレーン管が外されました
回診時に執刀医が他の先生と研修医(?)に
手術内容について話していたのですが
神経を繋ぎ直して間もないのに
この(舌の)動きの良さはありえないみたいな
会話をしていました
どうやら予後は良好の模様です
傷の痛みも薬を飲んでコントロールできる
レベルまで落ち着いてきました
退院前に手術前日以来のシャワーを浴びて心身ともにスッキリ
同じ病室の患者さんや病棟のスタッフに挨拶をして受付で清算を済まし
リハビリも兼ねて自力で帰宅することに
だいぶ血が抜けたからか
駅の階段を上ると眩暈がしました
だいぶ長い記事になってしまいましたが
最後まで読んで下さってありがとうございました
火曜日から仕事復帰です
また頑張ります