佐藤賢一著

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これって紀元前の話だったのね・・・
ハンニバルは紀元前247-紀元前182の人。
始皇帝と同じ時を生きた人。ほーーそう考えるとどちらもスゴイ。
当時弥生時代。

7万人×7万人の激突って、すごいんだけど。

この時代というかローマ時代は、塩野七生さんの本読んでるんだけど、
こんなに生々しくはなかったな。

こちらは小説。
主人公は、ハンニバルと戦った、スキピオという若者。
彼の眼を通した戦いを描いている。
スキピオ、戦死しないで良かった~長生きしてる。


戦いのシーンがかなりを占めてて、うーーん、包囲作戦って当たり前の作戦じゃ?
最初ハンニバルが超強くて、10年以上イタリアに居座ってて
(カルタゴ人で、スペイン側からアルプスを越えて、イタリアを攻めた人。馬や象も一緒ってすごすぎ)
5年彼の戦術を研究して、同じ作戦で反撃して
って、相手のハンニバルにはお見通しなのに、ハンニバルが負けた。
のは、ハンニバルの兵力のせいか・・・

それまで、ヨーロッパの戦いは、ただ横に並んで正面衝突する戦争だったってことかな。