映画見て原作を・・・と思ったらこの本が図書館にあったので
借りてみた。

翻訳はあの・村上春樹さん!ほーーー
確か昔読んだと思うのだが・・今回の訳、映画と比較しても興味深かった。
*****ネタバレ*****
自由でいたいと思いながら、もがく少女が痛々しいような、うらやましいような。
周りは超翻弄されてて・・近くにこんな子いたら迷惑だろうけど。
もちろん映画とは大きく違う・・・
なにより、ホリーって10代だったのね!19歳って・・映画じゃいい大人な二人。
男もジゴロじゃなくて、ただの売れない作家。イケメン要素なさそう。
2人の恋愛は描かれてないし(友人って感じかな、彼のほうは興味あり)。
ティファニーでの指輪エピソードもなし。
春樹さんも意図して書いたんだろうね、例の「ユニオシ」の描写。
会話で「ちびのジャップ」呼ばわり。以前の訳ではぼかしてたのかも。
そもそも小説の時代背景は、第2次世界大戦中!ほほーー
ユニオシは最初しか出ず、映画後半のキャラは、本ではヒステリックな女性が担ってる。
ふーーむ、複雑。