古代の名前
蘇我氏の系図見るにつけ、変な名前・・・と思ってて
今回「蘇我氏の古代」という本を図書館で借りてきた。
ほほーー
蘇我氏系図
蘇我満智(まち)ー韓子(からこ)ー高麗(こま)ー稲目(いなめ)ー馬子ー蝦夷(えびす)-入鹿(いるか)
L麻理勢(まりせ)
蘇我は奈良の地名では?とのこと。
満智、韓子、高麗は半島系の名前だそう。「まち」は半島系の名前にあるとか。
もしや母が半島出身?
ちなみに高麗は高句麗のこと。
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当時の周囲の国々は。。。
入鹿が殺された乙巳の変(大化の改新)の3年前に
高句麗でヨンゲソムンが王を殺害するクーデターが、
百済では逆に国王が王弟を追放。
中国大陸は、唐が強力化してきていて、対抗するために半島は統一にむかっていく。
ちなみに新羅では647年にヒドンの乱がおきてる。これって「善徳女王」のピダムだわ~
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稲目からは違う系統だけど、馬子はどうなん?
「子」は尊称だそうで、では名前は「馬」さん?
当時の馬は高価だったろうけどね。
蘇我氏は渡来系の技術集団との結びつきが強かったそう。
弟の名前は「麻理勢」なのに~
蝦夷って、東北で反抗する人たちを表す「えみし」と読むと思ってたら、この本では「えびす」と。
どっち?
「えみし」なら、滅亡後に蔑称に替えられた?と思ってたのだが。
入鹿は、海の動物だね、と思ったら、
なんと「鯨」さん発見。
大伴連鯨(おおとものむらじ くじら)・・・大伴氏、「連」は職位
他にもユニークな名前の人けっこういるね~
菟道貝蛸(うじのかいだこ)皇女・・・推古天皇の娘で聖徳太子の妃
厩戸(うまやと)皇子・・・聖徳太子の名前
馬屋古(うまやこ)女王・・・聖徳太子の娘