後から書こうかと思ってたけど・・・日が経つと忘れそうなので・・・
ネタバレで、、書いちゃう。

突っ込み所多くてね。

全部素晴らしい~って思った人は↓見ないでね。

映像がとても綺麗で、風景や衣装・建物や調度も色を押えてて、上品にまとまっていた。
俳優さんたちの演技も素晴らしかったので、ほんとストーリーと編集をなんとかして
欲しかった。残念。

LBHの寂しげな大人の目力には参った、さすがラブラブ
ドヨンさんも綺麗。


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*****超ネタバレだから注意してね*****


ガーベラワイヤーアクション

じぇっと・りーやちゃん・つぃいーの映画にぶっちゃけ勝てたとは思えず。
屋根から屋根へ、あの衣装で飛び回るのには
苦笑してしまって、入り込めず。もう少し控えめでも良かったのでは。
宮殿の屋根から屋根へはやりすぎでしょ。
剣の戦いは皆頑張ってたのに、ワイヤーアクションが邪魔で物語に入り込めないよ。

クローバーストーリー

何か物足りないのは、
悲劇なのに、純愛にしようとしたから???なのかな~と思う。

⇒追記⇒
いや、誰がメインかってことかな。
ゴウンメインの映画ではあったけど、LBHやドヨンも結構登場。
この親世代の話が長いと・・・ねちっこい話に(冬そなの親世代のどろどろ展開が私は嫌い)。
でも、主役はLBHとドヨンのビッグネームになる~ので、展開がだらだらな感じがしたのかな。
若い2人がメインで、渋い脇役2人がチラチラ要所に、が良かったのかも。

それとも、LBH&ドヨンの大人な映画に徹するのが良かったかな。
ゴウンの身の上を複雑にして、いかにも韓ドラ風にしちゃったし。

・・・・・・・

(敬称略)

まずは恋愛関係流れ星

ドヨンとLBHは元恋人だということを、最初から見せるんだ。
ここは初めて分かったのだけど、実は
「スビンが裏切ったLBHを殺そうとして、ドヨンが助けるためにスビンを切った」という衝撃の事実。
ほほーーー

スビンの子がゴウンだと、ゴウンも観客も思ってたけど、
途中でゴウンは実はドヨンの子だと判明(あーーややこしい、師匠の言葉をすぐ信じるわけね)。
スビンの子はすぐ死んでしまったので、実の娘を身代わりにして育ててたって・・・どうよ。
復讐というかLBHを止めたいなら自分で戦いなさいよ(そこで盲目の設定にしたんだろうな)。

後半ドヨンはLBHに捕まり、
実はドヨンとLBHは思い合ってるってシーンあり。
ドヨンは水でLBHの似顔絵を描いてたらしいが一瞬だったらしく、私は気づかず。
見てLBHが衝撃を受け、ドヨンを抱きしめる。

綺麗なシーンではあったけど、ここで純愛路線に展開するのは、いいのかな?とも。
ここは「お互い心の奥底で思ってはいるけど、誤解して気づかない」のでもいいんじゃ?


LBHと姫との結婚式の前日、ゴウンは超強くなって復活。
ゴウンはこの時点で実の父母を知っている。
それでも突き進む娘。

LBHもゴウンが娘、ってのわかってる。

いよいよゴウン・LBH・ドヨンが一堂に。

ここでゴウンとLBHは空中を舞い、戦いして、
LBHがゴウンを切ろうとしたとき、間にドヨンが割って入る。
で、ドヨンはLBHに切られる形になり、LBHはドヨンを抱きしめる。
ここでドヨンはゴウンに合図する。
この2人をゴウンが2人共、剣で刺し(映画るろうに・・でも衝撃的なシーンあったと思い出す)、
とどめはなんとLBH自らって(ゴウンの負担にならないようにとのLBHの親心?)。
LBHとドヨンはラスト、手をお互いに触れながら・・息絶える
(いかにもな、お涙頂戴の純愛悲劇パターンで、なんだかな・・・)。

この辺りのLBHの感情は???死んでもいいって思ってた?
頭梁の件では容赦なしなのに・・・急なキャラ変化。

権力だけ求めた男じゃだめ?
ラストの純愛がどうも甘々で、重厚な雰囲気に合わなかった気が。

ドヨンの心情がもっと理解しがたくって。
実の娘をあんなに育てるなんて(LBHとドヨンの娘がゴウンって、実際には似てないのが残念)。
実の父母を殺させるなんて、かわいそすぎでしょ(それに付き合う師匠も理解しがたい)



もう一つはLBHの権力流れ星

ドラマ「武神」みたいなのならわかる。
が、武術が強くて裏切っただけで、あそこまで出世できるとは思えず。
たった一人なのに、なぜさっさと殺されない?
どんだけお人よしの高官たち。

もう少し丁寧に描いて欲しかったよ。
強いのと政治力は違うし。
LBHの陰謀は描いてたけど、それだけじゃ軍の統率は出来ないでしょ。
将軍としての力量シーンとか入れて欲しかった。
LBHの落ち着きっぷりは渋くてカッコ良かったけどね。

高麗の架空の王様との関係も変。
当時はモンゴルの力が強かったハズ。
今回なぜかアラブ風の方々が登場。


ラストの母子は?流れ星
全ての戦いが終わった後の最後のシーン、草原を歩くドヨンと娘が映る。
あれって、何を意味するの?
昔のシーン?
大人になったゴウンと、秘密通路を造って殺されそうになった(他にも知ってる人いっぱいでしょーに)
宮殿建設の棟梁の孫娘?
ゴウンは生き残ってるから、こちらかなと思ったんだけど。
誰か解説プリーズ。

⇒ラストは、ドヨンとゴウンの回想シーンだというブログを発見。
 あれれ、どうだっけ?自信なくなってきた・・・

 では、いつの話?なぜにラストに持ってきたの???

 そうだったら、あの棟梁の孫の件はなぜ長く描いたの?
 LBHの卑怯さを描くためだけ?

⇒追記⇒

 回想シーンで、ドヨンの心情を表してたそう。
 
 おーーそうか。
 棟梁のシーンは、LBHはこんな悪い奴だから倒さなければって、ゴウンを納得させるためか。
 ふむふむ。

・・・・・・・


シェークスピアかギリシャ悲劇だと思うと、あり、なのかな~
運命・誤解の悲劇だもの。


LBHやドヨンさん、ジュノ君、ゴウンさんのファンなら、カッコ良くって素敵な映画だったのだけど、
カッコ良すぎが欠点かも。

それにしてもやっぱLBHの目力はすごい。
魅力的な瞳だった。
武臣としては・・憂いを込め過ぎなくらい。

若い頃の2人がちょくちょく登場して、もちろん本人が演じてる。
ドヨンさんはちょっと苦しかったかな~
LBHも20歳を演じるのは恥ずかしかったって。そりゃそうでしょ。
頑張って演じ分けてたわ。やっぱり苦しいのは苦しいけど(笑)


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いやん~この画像、笑えるグッ



・・・・・・・

ドヨンさんは凛として、所作も綺麗で雰囲気ある。
お茶のシーンもドヨンさんやLBHの館なんかも、色を押えて上品。

衣装もLBHのは豪華で重厚、でも上品で素敵。
ドヨンさんのも薄い布を重ねて、素敵な着こなし。

監督がこだわったであろう風景、ひまわりとか草原、山や竹林。
映像がとても綺麗な映画だった。