せっかくなので、山口県立萩美術館で、「中華の服飾芸術」展も見てきた。

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きれいでしょ~刺繍が豪華で繊細でとっても綺麗。
ふふふ、あちこちで良く見る、龍の模様や服もあったし。
ただ、4つの爪のは、龍ではなくて、蟒蛇(うわばみ)だとか。
へーーー姿はどうみても龍で、大蛇には見えないが。
5つの爪のは「龍」で皇帝専用、4つのは「蟒蛇」で貴族も使えたらしい。


いろんなドラマや映画を思い出しながら見学♪
よく官僚が着ている、前に四角い刺繍がある服もあった。

中国ドラマ「宮廷の泪・・・」の衣装とは、ちょっと違ったかな。

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明、元、清時代の服飾が展示。
飾り襟や、飾り袖口なんかもあって、面白かった。

靴もあったけど、、、纏足用の靴(ポスター中央)は・・・あまりの小ささに唖然。
12.5㎝って。どんなにしんどかったか。
あんな訳わかんない風習がずっとあったなんてね。

普通イメージする、体にぴったりのチャイナドレスは、ごく最近のなんだね。
昔のは、ふわーっと広がってる。
貴族の服しか見なかったので、庶民のは違うんだろうが。

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狐の脇の毛皮を用いた女性用の宮廷服があった。
元か清のだったっけ。とにかく遊牧民系の服だわね。

「狐の脇の白い毛皮で作った皮衣」=「狐裘」は、よく宮城谷さんの小説に登場してたので、興味深かった。
ものすごく高級な珍品で、王様しか持ってない、とか。

今回見たのは、白い毛皮ではなく、ベージュだったけど。