乾石智子著。

「魔道師の月」

こんなにも禍々しく怖ろしい太古の闇に、なぜ誰も気づかないのか。繁栄と平和を謳歌するコンスル帝国の皇帝のもとに、ある日献上された幸運のお守り“暗樹”。だがそれは次第に帝国の中枢を蝕みはじめる。闇をもたぬ稀有な魔道師レイサンダー、書物の魔道師キアルス。二人は人々を破滅に導く太古の闇を退けることができるのか。『夜の写本師』で読書界を瞠目させた著者の第二作。
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「太陽の石」

コンスル帝国の最北西の村に住むデイスは十六歳、村の外に捨てられていたところを拾われ、両親と姉に慈しまれて育った。ある日父と衝突し、怒りにまかせてゴルツ山に登った彼は、土の中に半分埋まった肩留めを拾う。〈太陽の石〉と呼ばれる鮮緑の宝石。これは自分に属するものだ、一目でデイスは悟る。だが、それが眠れる魔道師を目覚めさせることに……。デビュー作『夜の写本師』で読書界に旋風を起こした著者のシリーズ第3弾。

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どちらも一巻で完結。世界観は同じだけど時代や登場人物が違って、でも似てて
一気に読んだので、ちとこんがらがった。

魅力的な悪役に、主役といて、わくわくさせられる。
映像化は難しそうね~

いかにもファンタジーな言葉を用い、でも長ったらしくなく世界観を表現しててすごい。
まだシリーズはあるのね~

最初はストーリーが気になって、細かい所は飛ばしちゃったような気も。
またじっくり読み返してみたい。
また、見返せる分量が嬉しいね。

「指輪」も素敵だったけど、長かったもの・・・