争乱や謀略に明け暮れる古代中国・春秋時代……。
晋の名君・重耳に見いだされた下級士族の士会。
やがて晋国一と謳われた武術と秀でた知力を縦横無尽に駆使して、
宰相にまで上りつめる士会の苛烈な生涯を描く傑作歴史巨編。

宮城谷昌光著。

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この著者の作品はいろいろ読んだが、この作品は好き♪
長すぎず、波瀾万丈だけど、めぐり合わせのやり過ぎ感が少な目。
実在の人物で、話も読み応えあった。

紀元前600年代のお話って・・・すごい。

戦いをしょっちゅうしてて、そんなに戦争ばかりで、国力は???
この本ではいろいろな駆け引きが描かれてて面白い。
そして、人生の模範となるような、哲学的な話も。
ううーーーーん、と今の自身の状況に置き換えてみたり、やっぱ出来ないなと思ったり。