図書館でレンタル。
著者:佐藤雅美

日本史で習った、松平定信、田沼意次、水野忠邦など登場。
皆同時代の人なんだね~
この人達、教科書でのイメージと全然違うんだけど・・・
入念に資料を研究して書いてるみたいなので、実は、なのかな。
・・・・・・・
11代将軍は、子が50人以上(育ったのは半数くらい)でオットセイ将軍と呼ばれた。
そのせいで子達の嫁入りや養子先に苦労した。
幕府が支度金やら毎年お金を送ってたそうなので。
タイトルの意味は・・・
実父と自分の官位を望んだために、薩摩藩にツテを頼む。
その条件としてのんだ、「清との貿易権」がのちに15万両もの赤字となって
幕府に跳ね返ったという話。
でもね、韓ドラと比べると、平和な時代に見えた。
田沼は定信に追い落とされて失脚したけど、
命は取られてないし、家は孫が継いでる。
かの国では、すぐ死罪で家族は「奴婢」だったような。
定信も忠邦も性格が悪かったみたいで、へーーー。
「改革した」とだけ習ってるので、良い事したみたいな印象だったのに。