遂に読んだーーーー
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古川日出夫著。
 
摩訶不思議なファンタジー小説。
長編だけど、一気に読んだ。だって続きが気になって~
 
これは、読む前にネタバレ見ちゃダメダメ――
 
 
*****~~~~~ネタバレ~~~~~*****
 
すごい展開のストーリーに引き込まれた。
2重3重の構成になってて、不思議な感じ。
しっかし自分で「どんな勇者も夢中になってしまう本」って言っちゃう設定もすごい。
 
ちらと見た感想のなかで、RPGっぽいって。
ふーーむ、私は「グイン・サーガ」@栗本薫っぽいな~って感想。
2002年作だからこちらの方が新しいのか。
 
ダークファンタジーで色っぽいシーンもあり。
異世界、魑魅魍魎、闘い、運命、醜悪な魔術師、見目麗しい美青年などなど
あの雰囲気を、アラビアンナイト風にして凝縮した感じ。
 
主役の3人のキャラが際立ってて、3人が会いまみえて戦うシーンなんて
ついにきたーーって感じ♪
確かに戦いものゲームっぽく展開はするけど、
こうきたかーーって飽きさせない。
 
ファンタジー好きだし、ちょっと史劇っぽくもあり、面白く読めた~
長いと言っても、1冊だから(グインは100冊でも終わらず)。
 
ルビ(ふりがな)がすごくって、本の製作大変だったろうね~
いっぱいついてるんだけど、意訳も多いしカタカナも。
たとえば。。。
幻想→まぼろし
宿命→さだめ
化物→グール
書→カリグラフィー