レンタル、字幕。

2012年フランス映画。
本物のヴェルサイユで撮影なのは、よーーく分かったが、
ストーリーはあまりに平坦で拍子抜け。
あのラストにもびっくり~あっさりすぎにも程がある。
主役は、王妃の朗読係の若い女性、身分的にはかなり下なのだろうか(身の周りをするのよりは上?)
レア・セドゥー。
1985年生まれだから29歳。
2013年に『アデル・ブルーは熱い色』でカンヌのパルムドール受賞。
かなり大胆な映画みたいね~女性同士の愛憎映画。
なんと、今年『美女と野獣』の実写版が公開で
ヒロインのベル役だそう~ただ、フランス映画なのね、ディズニーじゃないのか。
王妃アントワネットは、ダイアン・クルーガー。
『トロイ』の美女ヘレンもした美人さんだけど・・・演技は・・・だったのよね~
個人的にはイメージしてた王妃と違う。
痩せているせいか固い雰囲気で、映画『マリーアントワネット』(2006年)のキルスティン・ダンストの
ほうがイメージだった。豪華でキュートだけどおばかな感じ。
クルーガーさんはドイツ人で、まぁ本人もハプスブルク家(オーストリア)から嫁いだんだからいいか。
映画のようなポリニャック夫人への執着は、ほんとかい?と思ったり。
普通、息子とか娘の心配しない?あーー自分達があんな事になるとは想像出来なかったか。
当時の召使いたちのごちゃごちゃ感は良く出てた。
実際の朗読係って・・・かなりの教養が必要なので、貴族の女性だったと思うけどね。
孤児の女の子が務まるとはとても思えん(庶民は文字も読めなかったのでは?)
・・・・・・
ポリニャク夫人は池田理代子さんの漫画でも悪女に描かれてたよね。
↓は肖像画。

うぃきによると、まっさきにオーストリアに亡命したと書いてある。
王妃より6歳年上なんだけど・・・映画のような関係だったの?(噂はあったらしい)
まーー映画が正しいかどうかは謎だけどね。
亡命の4年後、王妃の処刑と同じ年に死亡。
彼女の息子の子孫が、現モナコ国王だそうで・・・へーーーー