酒井順子著。
文庫版、中古を購入。
 
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面白かった~清少納言との仮想インタあったりグッド!
 
高校時代に読んでたら、もっと古典に興味持ったのに。
 
まず、作者は1966年生まれで、清少納言が966年生まれで、千歳違いって!
そして、読んだ感想がすごい。
 
清少納言は。。。
 女子高のノリに似ている←噂大好き、悪口も。
 貴族大好き、下種(一般人)嫌い←自分は中下級貴族だからね
 ブスは嫌い←美人でもなく、ブスでもなかった?
 
 
原文:説経の講師は、顔よき。・・「にくげなるは、罪や得らむ」とおぼゆ。(第30段)
作者訳:説経の講師は、顔がいい人に限る!・・「ブス男は罪」って思う。
 
 
「春はあけぼの・・・」と季節のことばかり書いてるんじゃなかったのね。
 
実は、早起きして見たあけぼのではなく、徹夜後のあけぼの、のことらしい。
当時の貴族はすごい宵っ張りだったそう。
 
生き生きとした清少納言や平安貴族が想像出来て、身近でとっても面白かった音譜
 
・・・・・
作者の酒井順子さん、著書を見てたら、「負け犬の遠吠え」というタイトル発見。
30歳以上・未婚・子なしの女性を「負け犬」と定義したのはこの人なんだ。
 
他にも、タイトルからして面白そうな本いろいろ。
例えば・・・「結婚疲労宴」、「食欲の奴隷」、「おばさん未満」「ホメるが勝ち!」などなど(笑)
 
源氏物語解説本もあった~今度図書館で(笑)探してみようキラキラ