うぃきより
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東廠(とうしょう)は、中国の明に置かれた特務機関。
成祖永楽帝は、靖難の変によって甥である建文帝から政権を奪って北京に都を遷したが、かつて建文帝の側近である宦官たちを内通させて宮廷内の事情を探り出した経緯に鑑みて、永楽18年(1420年)に東安門の北に宦官を長とする東廠を設置した。
東廠の下部組織は、錦衣衛の諸官によって構成され、職務は政治的な陰謀の摘発を中心に、失火や落雷、市井の物価の報告まで含まれ、多岐に渡った。その権勢は、朝廷での宦官の勢力の増長と共に高まった。特に天啓年間に魏忠賢がこの東廠を最大限に用いて朝廷の反対派を弾圧し、政治を壟断したことは有名である。
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今読んでいる本「宦官」三田村泰助著、に登場して、あれ!これ ドラマ『大王世宗』に出てきたと
うぃきで検索。
怪しい組織(ちゃんと中国語のセリフは立派)で、世宗達の邪魔をするのに、
いい所でいつも失敗してたね。
親玉役は↓の方でイ・デロさん。史劇に良く出てらっしゃるね~

宦官だったんだ~髭なかったっけ??
紫禁城にしてはしょぼい皇帝の部屋は・・・予算上しかたないかと思ってたが。
本によると。。。
東しょうには重罪犯を収容する牢獄があり、番卒千余名がいた。
そのほかに永楽帝は勅命で逮捕する詔獄を設け、大臣などの顕官でも有無をいわさず収容した。
この東しょうは明朝の終わりまで存続し、独裁君主を背景にその強大な警察権にものをいわせて
最後まで猛威をふるったのである。