BSで放送、字幕。2008年 イギリス。
前にレンタルを見たが、ちょうど発見~見ちゃった。
オリンピック開会式を見ようかとも思ったが、あちらは録画にして、こちらを視聴。
歴史&ヨーロッパものも好きなので、興味深かった。
衣装がすごいね~肖像と同じで王様はごつい。きっと詰め物してるよね。
一方の女性陣。まーーほっそいウエスト!大変そう・・・
ストーリーは歴史に則ってるのかな。
なんたってどろどろの王朝ものなので、ドラマティック。
悪いのはぜーーんぶヘンリー8世なのに、周りは大変。
↓こいつ・・・教養ゆたかではあったそう

ちなみに6人の王妃あり
⑴キャサリン・オブ・アラゴン・・1509年結婚、1533年離婚。メアリー女王の母
スペインアラゴン王とカスティーリャ女王(コロンブスの投資者)の娘
甥は神聖ローマ皇帝カール5世(結婚の無効を認めなかったのでもめた)
⑵アン・ブーリン・・1533年結婚、1536年処刑。エリザベス1世の母
父方は4代前は平民、母方がノーフォーク公につながる
⑶ジェーン・シーモア・・1536年結婚、1537年出産時に死去。エドワード6世の母。
アンのまたいとこ。アンの処刑2週間後に結婚って・・・
⑷アン・オブ・クレーブズ・・1540年結婚・離婚。
肖像画と顔が違うと王が激怒したとか。離婚して幸せに暮らした。
⑸キャサリン・ハワード・・1540年結婚、1542年処刑。
アンの従妹。
⑹キャサリン・パー・・1543年結婚、1547年8世死去。
彼女のおかげで、庶子扱いだったメアリーとエリザベスは王女の地位に
戻ることが出来、教育も受けることが出来た。
ヘンリー8世→エドワード6世→メアリー1世→エリザベス1世。
結局、アン・ブーリンはイギリスの歴史を大きく変えたのよね。
王妃にと望んだのは、本人?一族?
国の宗教を変え、産んだ娘がエリザベス1世なのだから。本人は悲劇。
弟もか・・・この人が一番可哀そう。
すべては一族の繁栄を望んだ、姉妹の母の弟のせいか。
この人、映画『エリザベス』でも暗躍するノーフォーク公の祖父。
これでいくと、エリザベスとはまたいとこなのにね~
この人は83歳で病死、処刑されてないが・・・息子は処刑、孫はエリザベス時代に処刑。
ほんと、この時代は血なまぐさい。イングランドだけ?でもない?
アン役はナタリー・ポートマン、賢くてきつい美人を好演、妹の優しいスカーレット・ヨハンソンも雰囲気あった。
ヘンリー8世はエリック・バナ。
なーーんと、妹メアリーの最初の夫役は~ベネディクト・カンバーバッチさん!!
この頃は、あまり印象に残らないチョイ役してたのね。