前読んだ「実朝の首」と同じ、葉室麟 著。
図書館で借りる。 
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読んでビックリ~検索してさらにビックリ~事件自体は実話なのね。
へーーまったく知らなかった。
 
道長の生きている時代。
主人公は、藤原降家。
道長の兄の次男で、清少納言が仕えた定子皇后の兄。
父が早く亡くならなければ、道長の代わりにこの一家が君臨しただろうに。
乱暴者ではあるけど、一本筋が通ってて、一目置かれていたそう。
 
刀伊(トイ)は東夷のこと。
 
女真族(最近の史劇で聞いた名前!あの変なヘアスタイルの民族)が船で対馬・壱岐を襲い、
筑前(九州)にも侵攻した事件が、平安時代にあったとは!!
主人公は当時、、大宰府に左遷されてて、見事に刀伊を押し返したとのこと。
 
刀伊の女性との因縁はもちろん創作だろうけど・・・
なので、小説的にはちょっと微妙だったけど。
 
大物貴族の中に、そんな人がいたっていうのも初耳だし。
へーーーーなお話だった。
 
女真族やら、高麗やら最近よく聞く名前が・・・(笑)
大宰府にも最近行ったしね~