葉室 麟 著。
 
歴史もので面白そうな本を探してて
ははは、あまぞんで探して・・・見つけたこの方の作品を借りてきた。
長編じゃないのがいいね。
 
で、タイトルからもわかるように、鎌倉幕府第3代将軍実朝暗殺の話。
大体の流れは知ってるが、いろいろな武士が登場、ちょっとこんがらがる。
 
ほんとに暗殺の後に、あんな事件が起こってたわけなんだ。
ふーーむ。
 
誰が「公暁をそそのかして、叔父の実朝を殺させたのか?」
結局皆が狙ってたってことで可哀そうな実朝。
血なまぐさくもあり、陰謀ばかりの人あり、忠義の人もありで展開も早く、一気に読めた。
 
小説なわけで、細かくは事実とは違うんだろうけど
900年前はどんな世界だったんだろうと、思いを馳せる。