この前読んだ本が強烈だったので、
再び図書館で額田王に関連する本を借りてきた。
 
ひとつは、井上靖の「額田女王」。
これは小説で、教科書等の通説となっている解釈で書かれている。
 
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小説「額田王」について。。。
 
小説は昔に読んだことあったような。
色っぽい自立した巫女として描かれていて、面白くは出来ている。
額田王の出自については、スルー。
超高級な巫女という設定。巫女は子ども生んでいいのか?
 
それはともかく、読んで・・・びっくりしたのが・・・
 
朝鮮半島についての記述が多い事、多い事。
ははは、前に読んだ当時は関心も知識もなかったので、スルーだったのね。
どちらがどうというのは、タイムマシーン発明でしかわかんないかな。
 
確かに、天智天皇の時、「白村江の戦い」がおきるわけだから。
それにしてもなぜ、百済復興のためにこれだけ(3万人の兵を動員)の事をしたんだろう。
あの大国「唐」と対峙することになるのに。
メリットは?
 
さすがに作者は有名な方だし、調べたうえでのお話とは思う。
が、「日本書紀」は都合のいいように書いてる気も。
 
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歴史的には。。。
 
中国                       半島                          日本
唐 高宗(3代、妃が則天武后)   647ピダムの乱                    630遣唐使始まる
                      660唐と新羅が攻撃して百済滅亡
                             663白村江で敗れる 百済再興失敗
 
                      668唐と新羅が組んで、高句麗滅亡       668~671天智天皇
 
                                                    672壬申の乱