ちょうどBSで放送してて録画。
気になってたのよね、『王になった男』に似てるって。

字幕
1993 アメリカ

古い映画だけど、とても良かったよ。
設定はかなり似ているね。

平凡な男性(ケヴィン・クライン)が再起不能の大統領の影武者にされて国を引っ張るドタバタ振りと、孤独なファーストレディー(シガニー・ウィーバー)との大人のロマンスを絡め、名も無き男(ミスター・スミス)によりアメリカの良心は守られるという映画の定番をコメディタッチで描いている。

偽の大統領への忠誠心で揺れる護衛官のヴィング・レイムズ、悪者から善人に戻っていく報道官のケヴィン・ダン、町の会計士で国家予算編成に協力させられるチャールズ・グローディン、国民への奉仕を忘れない副大統領のベン・キングスレーと脇をがっちり固めているが、大統領補佐官役のフランク・ランジェラが憎々しげな悪役を演じている。テレビ番組の司会者、政界のお偉方、映画スターも本人役で出演しているオマケもある。

↑めんどくなってコピペ。
夫人との恋(こちらは成就!)、SPはかなり同じね。
そうそう、部下2人ってのも。



こちらも、コメディではあるが「王」ほどではなく
結構すんなりなり切り、人気になっていく。
庶民の味方ってのも同じ。

本物大統領はほとんど出てこないので、そこは違うね。
俳優さんはおじさんで、別に普通の人。
オーラはないわね。

光海王にも「孤独でセクシー」を与えたLBHはすごい。

まーアメリカだから、どうして替え玉必要?って感じだが
一応悪役の企みがあって、納得。
2役は境遇が違うほど面白いのにアメリカじゃね…
王様のいる世界はゴージャスになるし
ギャップがすごくて、それだけでコメディになる。

というわけで、軽く見られる心温まる映画。
イケメンオーラがなかったし、2役といっても大統領はほとんど出ないし
演技を堪能って感じじゃなかったな。

入れ替わりは…
こちらの大統領は既に脳卒中で脳死状態。
側近の悪事をばらした後、倒れる演技して病院に運ばれる時に、2人をすり替えて元に戻す。
これはすんなりで納得。