前にもカストラートのテーマで書いたけど
こちらの内容も2に負けずすごい。
ヨーロッパも階級社会だったし、貧富の差もひどい。
印象に残った絵は・・・
ルーベンスの「メドゥーサの首」・・・綺麗なメドゥーサ
シーレの「死と乙女」・・・画家とモデルの悲しいお話。
当時のモデルは売春婦レベルの認識
ドラクロア「怒れるメディア」・・・ギリシャ神話のストーリーが迫力
レッドグレイヴ「かわいそうな先生」・・・零落したレディ(お嬢様)が唯一できる仕事が住込み家庭教師
当時の女性は働かないのがレディ。
高等教育・礼儀できても、父が死んだり(女性に相続権がなかった)
没落したら働くしかないし、なかなか結婚できない。
上流階級男性はびびるし、下流階層男性とは女性がびびる。
キュリー夫人も、「ジェイン・エア」の作者も(登場人物も)。
小説では大金持ちと結婚するが、現実は貧乏な牧師と結婚。