ベルリン : 東から西へ | たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

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亭主敬白

電車から見えるアパートはいずれも老朽化しており、いまにも崩れ落ち
そうな建物ばかりだった。

中央駅の後は、アレクサンダー広場(Alexander Platz)とかいう広場に行く。
国際的なホテルがいくつかあったような記憶がある。
地下鉄を降りて地上に上がったら、おのぼりさんが沢山いた。
日曜日の所為かな?

ロシア・東欧などスラブ系の厚く深い言葉が印象的だった、中国、北朝鮮
らしき人々も目に付く。共産圏から来れる大都市のひとつ、名所なのだろう。
昼時だったので、最寄の大きなホテルにはいり、一階の広い開放的な食堂で
ナニカを喰った、ビール大ジョッキ二杯と。
そんで、お代は6マルク(780円くらい)。なんか得した気分!
あと20マルク以上残り、お持ち帰りとなる。

そのまま「西」へもどる。チェックポイントはまたも大混雑。
出境時、後の独カップルがおいらのことを侮蔑したらしく、係官はニヤリと
笑ってライゼパスを投げてよこした。
イエローモンキー、チビ とか言ったにちがいない。(独でも北に行くほど
ノッポが多い) やなヤローたちだ。 

おいらは学生時代、かの地の言葉を人さまより多めに学んだが、行けば行くほど
かれらの(あるいは欧州人)の東洋人への差別待遇や侮蔑的な振舞いにホトホト
嫌気がさしてきていた。とくにレストランやホテル、駅、空港。。
ツアーだったら、わからずじまいで旅行を終えてるかもしれない。

独がいちばんワルだった。

ルフトハンザのカウンター、チェックインで並んでいると
平気で無視して割り込んでくる。どうにもならない。
すぐ威張り散らす。

だから、欧州でも連中はどこでも嫌われている。
勿論、一般的なハナシだが。。

ま、そんなことで無事「西」に辿りついた。
フーッ!!
その足でテーゲル空港へ。

ハンブルクのビジネスホテルから五分ほどの安食堂で

ビールをしこたま飲んだ。
きょうはまずまずだったナ!
げっぷ。。

それから14ヶ月後に壁は崩壊した。


付記
書き終って検索入れたら、A広場には高いテレビ塔があるらしい。
まったく記憶になし。

 

註:この記事は2007-12-19の採録です。