藤巻の言:トランプと為替。。 | たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

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亭主敬白

1. $/\マーケットは米国債連動相場
トランプ政権期待だの失望だのとマーケットの動きを解説している人が多いが、今の$/\マーケットは完全に米国債連動相場だ(理にかなった動きではある)。米国時間ずっと起きて相場の動きをモニターしてみるとよい。最近の$/\為替市場はアップダウンが大きいが、米国長期金利が上昇するとドル高・円安、下がればドル安・円高とビビットに動いている。米国10年金利が2.32%まで突っ込んだ時の$/\は113円台前半 金曜日終値は2.40%での$/\は114.50だ。
今後米国長期金利は上昇すると思うので、ドル高・円安を予想する。

 

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2.トランプはドル安を誘導できるか?
人が儲けようという本来の経済原則で動いている限りいくら米国の大統領といえども、為替マーケットは動かせない。マーケットの規模がでかすぎる。もちろん、円投資のほうが儲かるように金利を操作するのなら話は別。また、今の日本国債マーケットのように参加者が儲けようと思わずに行動(日銀のように儲けるのが目的ではない)している場合も話は別。また円のように国力を反映していない通貨を国力レベルに戻す(円安方向への誘導)ときも話は別。動かせる。その他のケースでは米国大統領といえども為替マーケットは動かせない。