町田市成瀬の大野ピアノ教室、大野由利子です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
定番人気の曲シリーズは、不定期に
これからも続けますね。
今日は、それとは別に「私の好きな曲」を
ご紹介します。
好きな曲なんて、それこそありえないくらい
たくさんあります。
ピアノ曲だけではありませんが、今日は
最初なので、やはりピアノ曲にしたいと思います。
うーん、うーんどの時代にしようかな。迷います。
やっぱり古典からにします。
モーツアルトピアノソナタ第8番 イ短調 kv.310
です。
モーツアルトのピアノソナタは、たくさんあります。
みな名曲ぞろいで、トルコ行進曲が入っている
第11番kv331とか、先日定番のほうでご紹介した
第16番kv545は、有名です。
ですが、私は、モーツアルトの短調の曲が
大好きなんです。
未完の最後のレクイエムも短調ですが、
なにか魂をゆさぶられるような気持ちになるのです。
このソナタの１楽章の最初の部分は、
左手の和音の連続に合わせて、毅然とした
雰囲気のメロディから始まります。
２楽章は、打って変わって、平和な感じが
漂います。
3楽章は、またそれに反して、イ短調に戻り、
最初から最後まで休みなく動き回ります。
それぞれの楽章の性格が、がらっとまったく
変わるのが、聴くには面白いですが、
弾くほうは、その雰囲気を出すのが
とても大変なのです。
ご紹介の音源は、大好きなシフの演奏です。
私のブログで、少しでも色々なピアノ曲に
興味を持っていただけるとうれしいです。
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