今年の発表会は、6月23日です。

まだまだだと思っていましたが、もう2月に入ってしまいました(>_<)

早すぎます。

 

発表会に出る大人の生徒さんは、準備に時間が

かかりますので、かなり前から発表会の曲に取り組んでいます。

 

小学校高学年の生徒さんも、だんだん忙しくなってきて

いるようなので、そろそろ発表会の曲の選曲に取りかかっています。

 

発表会では、毎年、自分の弾けるレベルより少し難しめで、

自分が長い間練習したい曲を選んでいただいています。

この自分で選ぶ  というのが大事なんです。

私や親が無理やり選んで、これを弾きなさい、という曲では

長い期間、ずっと練習し続けるのは苦痛になります。

 

これなら少し難しくても、頑張って楽譜も読むし、

上手に弾けるために、たくさん練習できる!と思って

選んだ曲は、頑張り続けることができるのです。

 

と言っても、生徒さんはたくさんの曲を知っているわけでは

ありませんね。

どれを選んでいいか迷いそうな生徒さんには、私が

レベルに合わせて、色々な時代の曲をピックアップして

提案して行きます。

今は、ラインという便利なツールがあるので、

ラインに曲の候補を貼りつけて、どんな曲か聴いてもらって

選んでいただいています。

 

 

毎年、大人気なのはベートーヴェンの

エリーゼのために」ですね。必ず希望者がいます。

 

この曲、知らない人はいませんね。何がそんなに魅力なんでしょうか・・・

 

題名にそそられるのかな?

出だしのミレ♯ミレ♯ミシレドラ~と聴いただけで

あこがれるのかな?

起承転結がはっきりしているのがカッコいいのかな?

 

理由は色々だと思います。

 

この曲、みーんな弾きたがるのですが、とっても難しいです!!!

まずペダルをずっと使わないとサマにならないですね。

それから、場面転換で気分が変わるように表現したいです。

そして、テクニック的には、なんと言っても途中の32分音符を

速く軽やかに弾かなくてはなりません!!

最後のほうには、アルペジオに半音階で下降という場所も

あります。

色々な要素がてんこ盛りなんです。

 

実は、私は子供のころには、エリーゼのためには、

レッスンでは弾きませんでした(あらら)

 
聴き覚えのある曲というのは、譜読みがらくだと思いがちですが、
知っていると思うだけに、雑に見てくる人がとても多いです。
普段のレッスンでも、楽譜は忠実に見て来てね、と言っていますが、
発表会では、完成度を上げるためにも、
まずは、楽譜に書いてあることを忠実に守って弾く、
ということが大前提になります。
それができてから、細部にみがきをかけて行って、
少しでも聴いている人に感動してもらえるような演奏に
仕上げて行くのです。
 
みなさん、自分が選んだ発表会の曲は、愛情を持って
一生懸命練習に励みましょうね!!!
楽しみにしています。

 

 

 

 

 

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