→18





前から読んでくださってる方は

ご存知だと思うけど


わたしとの仲は

なにかに導かれているみたいに

たくさんの偶然の積み重ねのなかで

とんとんとんと進みました




出逢ったのは3年前の7月

→夫との出逢い


結婚したのは4ヶ月後






出逢った日から1mmも変わりません

寧ろ、より愛情深く接してくれてます





わたしが毎日仕事が終わるくらいの時刻に

「そろそろ帰れそう?うーん

とLINEをくれて

無事帰ってこれるのか、いつもハラハラし


帰宅すると絶対笑顔で迎えてくれて

車で迎えに来れるときには来てくれる





ここ1ヶ月程、わたしはずっとほぼ

終電帰りなので

お夕飯はいらないと言ってるのだけど


お酒好きなわたしのために

毎日違うお酒とサラダとおつまみを

用意してくれてる





わたしは毎日

帰宅してお洋服を脱いで

部屋着に着替えて

メイクを落とすと


会社で起こった出来事をすべて

話ながらと過ごして

そして眠りにつきます





ひとは誰でも

お家のなかだけで過ごす赤ちゃん期

を過ぎると


場面毎に、その場に相応しい仮面を

つけて生きていくようになるものだと

思うんです


それこそ

幼稚園生だって「幼稚園で過ごす自分」

というのがある





大人になって社会にでて

責任やプライドや

色々ななものを抱えるようになるにつれ

仮面と素顔のギャップは大きくなる

ものかもしれない





仕事に出かけるときの

お洋服とメイクは

わたしにとっては武装


お家に帰って

の前で素に戻る





はじめの結婚をするまでずっと

わたしは実家で暮らしてましたけど

その頃当たり前に感じてた安心感が

そこにあります


すべてを受け入れてくれると

信じて疑わない気持ち





結婚前夜に急に

結婚することが不安になったわたしに

こう言いました





「俺は前の奥さんが、どうして
   気持ちが離れてしまい、他に好きな
   ひとができて、別れることになった 
   のか、自分のどこに原因があったのか
    未だにわからないんだよ

    原因があるのなら、それを治す努力
    ができるけど、わからないから

 さあやいつか
 俺の気づいてないうちに
 俺から心が離れて、そして出ていって
 しまうんじゃないか、それが不安なんだよ

 だから、不満や不安はどんなに小さい 
 ことでも伝えてほしい

 原因がわからずに、さあやを失うこと
 だけが怖いんだよ」




それを聞いて
急にやってきた結婚することへの不安
がす〜と消えました





わたしととの間に

もしもこれから、すれ違いが起こっても


そのすれ違いをどう扱ったらいいのか

わたしは悩まなくてもいい


わたしは

どんなに小さなすれ違いでも

それが自分の心のなかに生まれてしまった

ことをに話し


はそれを受け止めてくれて

すれ違いは消えてなくなる





だけど





この考えは

酷く傲慢で、酷くひとを傷つける

自分勝手な独りよがりな考えなんだと


わたしは深く後悔することになります





つづく