▶︎2





緊急入院になってから

10時間弱で

父は旅立ってしまいました。


これから必要な手続きについては

なんとなくわかっているものの

あまりに急なことで

一体なにからやっていけばいいのか

誰ひとりわかりません。


しっかりものだった母は

またひと回りちっちゃくなっちゃったし。





でも、

まずはご葬儀屋さんを決めて

父を安置しないと。


看護師さんからさりげなくでは

あるけど促されてるし

それに父の耳の色に変化が

見えてきました。




突然、わたしのなかでカチッキラキラ

とスイッチが入って

猛烈な勢いで

スマホで情報をかき集め

怒涛のごとくあちこち電話をかけ

まずはご葬儀屋さんを決めました。


そして

これから行わなければいけない

山のような手続きの役割分担の采配

をある程度決めて発表しました。


繁忙ピーク時のわたしの仕事捌き

並のフルスピードで。


兄達は

さあやはしっかりしてんなぁ〜ぶー

さすがバリバリ仕事してるだけのこと

はあるなぁ〜にやり

と呑気さんです。


いやいや、

言うたらわたし今ほぼ無職よ?

ま、いっか知らんぷり





ご葬儀屋さんの車に乗せていただいた

父を見送ったあと、

とりあえず実家でお昼ご飯を食べながら

話をすることにしました。





長兄は自分の車でスーパーに買出し

してから向かうことにしたので、


の車の助手席にわたし

後ろに母と次兄を乗せて出発!




ん?


ん???


この光景

なんかデジャブ

なんですけど滝汗





あ〜〜〜





▶︎母と夫のとんだ初対面





母が行方不明になっちゃって

ととんだ初対面になっちゃった

あのときね滝汗アセアセ





つづく