息子は、


通学が実際どのくらい大変であるか

ということ、


大学に行くからには最低限の単位をとる

という考えはなく、大学で学べることは

出来るだけ学びたいと考えていること、


仲の良い友達がC大学への進学を

決めていること、


コロナ禍で学校で友達とも遊べない、

修学旅行もないという高校生活を

送ってきて、大学4年間は友達と遊び

、趣味を楽しむことを大切にしたい、


これが普通らしい高校生活を送れて

いたら、大学で仕切り直しと、

学ぶことを中心に据えた4年間を

考えられたであろうこと、


を話してくれました。





でもわたしは、


遠いのは大変だけど、「住めば都みた

い」なことを言ってしまって。





少し黙り込んだ息子に、


 お母さんの言うことはわかる、


 学校の先生も、塾の先生も同じこと

 を言ったよ。


 だけど、俺の気持ちになって考え

 てくれてない。


と言われ、はっ!驚きとしたけど、

後の祭り。





息子は続けて、


 こんなことを言うつもりはなかった

 けど、


と言ってまた黙り込んでしまったので、


 なんでも聞くよ、なんでも言って?


と促しました。




そして息子は、




わたしが不安障害と鬱状態がひどく

なって起きあがれなくなってしまい、

とにかく心を休めようと実家に避難

した5年と少し前から、


息子がずっと心に秘めてきた叫びを

はじめて言葉にしました。




つづく