2年経ったところで政府の対応に大きな進展を感じることができない残念な今日です…。
『もう2年』なのか
『まだ2年』なのか、
正直わかりません。

“避難区域”と呼ばれていた区域は“避難解除準備区域”に変更になってはいるが、
放射能の状態が決して変わった訳ではないのに政府が変えているのは区域の指定だけではないのか。

にんげんの最低の安全を守るのが国というものならば、
日本は国と呼べないのかもしれない。

日本の政治は今間違いなく貧困の最中にあることを忘れてはならず、
じぶんの守りたい人たちとの生き方を当たり前のようにじぶん自身で考え見つめていかなくてはならないのだ…。
せめて大切なものくらいは守りたい。

放射能のある環境で育つ子どもと、
放射能のない環境で育つ子どもが平等なわけがないし。
憲法で保証された人権というものが確立されているとも思えない。
それでも原発事故からはまだ2年しか経っていないにも拘らず首相は再稼働を口にし、
環境大臣は審議会から脱原発派を除外するなんてことを云う。
報道番組には感傷に浸らせる内容を繰り返させるばかりで、
テレビを通して事実を伝えようとはしない。
チェルノブイリの状況を27年後の福島に、
日本に持って来ようとしている勢力が醜くてたまらない。
いつまで粘ろうとしているのか。

今もなを安否の確認が叶わぬ2668名の行方不明者の皆さまが、
一日もはやくご家族のもとへ帰れますように…。

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