身体の稼働がとても良かった一日
以前のようにスタスタ歩き、階段もスムーズに。
そして、どこも痛くない。
こんな日が月に一度くらいあって、
「奇跡の日」と呼んでいる。
この後は大抵、不調期が待っているのだけど、
「今を生きる」と決めているから、その時を味わう。
味わいきった今は、しっかり足が痺れている。
診断を受けた頃、ネットで病名を検索して情報を漁った。
「自然治癒しない」
「症状は進行する」
「完治しない」
「手術の成功率は50%〜70%」
こんな言葉ばかり出てきて、とても受け止められず自分を疑った。
誤診だと何度も思おうとした。
けど当然、現実は変わらなかった。
「病気の受容過程」というのを知った
ショック期
否認期
混乱期
解決への努力期
受容期
この5過程すべてを経るかは個人によるのかなと思う。
わたしは「否認期」が長めで、「混乱期」は飛ばして今は「努力期」と「受容期」に入っている気がする。
きっかけは、とある科の主治医に病気について話したこと。
必要があって伝えたけど、主治医は落ち込んでガッカリした様子だった。
ワタシヨリ ゼツボウ シテイル…
家族・他人を問わず、自分のことで相手がショックを受けていると、なぜか頑張る気力が湧いてくる。
少しでも笑顔で過ごしたいと思うようになる。
病気に屈したくない
今はただ、これに尽きる。
限度はあれど、気持ちで負けたくないし、自分で自分を苦しめる時間を、前を進むことに使いたい。
もし今後、怪我や手術で歩けなくなったとしても、まだ出来ることはあると、思っている。
いやいや、甘すぎるよ、と言われるかもしれない。
甘くてもいい、ひたすら信じる。
自分を救えるのは自分だけ、
自分を生きるのも自分だけなのだから。
今日も皆さまの元に、静かな夜が訪れますように。