子供が巣立って
寂しい気持ちをこじらす事を
ヒナが巣立って
空っぽになった巣に例え
空の巣症候群
と呼ぶらしい
自分の存在意義や
必要とされなくなった
虚無感
更にこじらせば
鬱や適応障害になる事も
適応障害…
自覚ある
こんな時は
次女が巣立つ事を
プラスに考えてみよう
と言う事で
書き出してみた
でも…
全く気持ちが上がらなかった
なぜなのか
更に書いてみた
そう…
このメリットを
元々デメリットと感じていなかった…
元来人に尽くす事で
自分の存在価値を見つけて来た私
物心ついた時から
四つ離れた私の姉は車椅子で
我が家は一階で商売をしていたので
部屋は2階から4階
姉が家を出る時や帰って来た時
お風呂へ移動する時は
主に私がおんぶしていました
それは
誰かに褒められたり
そんな自分を
誇らしく思っていたわけではなく
単純に姉が好きで
姉の役に立ちたくて
姉が遠距離恋愛していた時も
電車に乗る時
駅員さんを呼ぶ為だけに
着いて行って
現地では
姉のデートを
姉の当時の彼氏の友達の家で
ひたすら待っていた
そんなのも
全く苦じゃなかった
その後は
私にも彼氏ができたりして
彼らに尽くす事で
自分の存在価値を見出し
結婚して
子供達に尽くして来た
依存
と言われたらそうかもしれない
誰かの為になる事が
自分の喜びなのは嘘だ
と言われた事もあって
確かにそうなのかもなとも思う
だけど
私が私のために何かをするより
誰かのために何かをした方が
やっぱり私は
自分自身が喜ぶ
それは
絶対に嘘ではない
だからこそ
その対象が居なくなるのは
私にとって
無になる事
今までずっと
ブレずにそう生きて来たので
なかなか
気持ちを変えるのは
難しい
生まれ変わるくらいの
覚悟が必要だ
他に向けていた私の力を
自分に向けるのは
余りにもパワーが大きくて
自分で自分を受け止められない
私をこんなにも成長させてくれた
私が
尽くして来た人達に
感謝だなぁ
せめてもの救いは
彼がいる事
でも私は
彼に対しては
もっと自立して欲しいと思っているから
とても大切で好きだけど
甘やかす事はしたくないし
変に尽くし過ぎたりも
しないでいる
凄く
対等な立場で居られるのが
とても心地良くて
今まで味わった事のない安心感
だからこそ
子供達が居なくなっても
彼じゃ埋められないんだけどね
でも
彼が起業して
彼にできない事を
私がやっている事に
凄く充足感はあります
子供達が巣立った空の巣に
時々休みに戻って来てもらえるように
巣立った巣を
いつまでも温めておこう
その為に
これからは頑張って行けるように
何とか自分を変えて行くよ
大きな目標を
立ててみようかなと
思っています