新宿サザンシアターにて
ケラCROSSは、ケラリーノサンドロビッチの以前やった作品を、演出を変えてやってます。
今回の演出は、河原雅彦。
河原雅彦さんの演出て奇抜で時にはエグかったりしますが、今回は服装は可愛い感じでした。
クリスマス当日と次の日
ある、40代の兄弟愛の物語で、仲良く、共依存の兄弟(藤井隆、入野自由)の自宅に、戦争で破壊された町から逃げてきた、女が二階を借りることになったり、弟に治療という名の人体実験したりの医者もどきの坪倉由幸、弟が初めて結婚しようとした女(佐藤)、ガス修理屋になりすました政府情報局員の、岡本圭人、6人芝居。

最前列ドセン👍❗
サザンシアターでは初めてかも。
運悪く舞台用眼鏡を忘れた(ほんとはバッグの底にあった→アホ)ので、最前列で良かったと今日ほど思ったことはない(ただの勘違いアホ)

藤井、入野は自然な仲良し兄弟ゆえ、とくに兄は他人が入り込むことの危機意識ゆえか?他人には言葉尻が強い。
弟は兄なしでは生きていけない日々を送るわりには、恋愛を繰り返す。
そのたびに、女と別れるが、どうもおかしい。
結局、爆撃の振動で、別れたはずの彼女の腕がでてきたり、別れるたびに、弟の記憶を消していた医者もどきと兄の顛末は。
なかなか、シビアな内容でしたが、兄弟愛ゆえに奥底に潜む悪魔のような物を観た気がしました。