シリーズ1〜10.の、5.6です。

ロミジュリに行った帰りに、1〜4は観て、続く内容でなく、一話完結だから、観なくてもいいか?と思ってましたが、気になり、まだチケットがあったので、、買いました。










5は「ある殺人に関する物語」

お客様に対する態度が最低のろくでもないタクシー運転手を、何度もみてきた若者が、その運転手をめった刺しにして残忍な殺し方をする。

弁護士になり初の案件が犯人の弁護。死刑反対を裁判官に指摘するも、受け入れられずに、死刑が下る。

弁護士は自分の非力さを感じ、最後の面会をし、犯人が母へ伝言を頼む。

それは、犯人家族の墓は、3人用で、一つは死んだ父、一つは犯人の友達に交通事故で殺された妹、その残りに埋めてほしいとのこと。が、母は妹を殺す要因となった息子とは音信不通で、さらさらその気のないことも確認済みを知る弁護士は、頷くも、叶わないことの虚しさを感じる。

やがて、嫌がる犯人は死刑になった。

暗い虚しい話であるが、犯人、弁護士、裁判官の心情がどれも頷ける内容でした。


6は、「ある愛に関する話」近所のマンションに住む、アバズレ女に、恋をして、望遠鏡まで買い、ベランダから彼女の行動を逐一覗く19歳の郵便局員は、

だんだん覗くだけでは、飽き足らず、彼女の部屋の牛乳配達までして、なんとか会話をするまでになる。

拒否ぎみの彼女も、だんだん気になり、デートに誘う。

デート後、女の部屋に行くが、逃げ出してしまう。

そして、手首を切り、緊急入院となる。

下宿の初老のおかみは、出ていった息子の代わり、この若者を可愛がり、女には二度と会わないように進言する。

女はかかわらないことを誓う。


よくある年上のあそび女に川魚する若者の物語が、切なくもある物語。


1時間ちょっとの舞台なので、サクサク進むのでわかりやすいです。


結局、次の、7.8も買ってしまう(笑) 最後の9.10はもとから買っていたので、全シーズンみることになり、これなら、前座シリーズの割引買ったほうが安かったなあ→仕方ないね。


あ、亀田佳明さんは、セリフなしで、全シリーズでてます。

5はペンキ屋、6は郵便局員でした。