パルコ劇場にて。


C例センターより。
ハムレットはなんども観てますが、女ハムレットは初です。
森新太郎さん演出、東京公演千秋楽3日前で、吉田羊、ちょっとハスキーでした。

吉田羊は軽くパーマ姿で、黒服で、エネルギッシュかつ、亡父が、現王の叔父に殺された事実を知り、怒り狂い復讐へと向う姿を生きる糧にしている様は見ごたえありました👍✨
亡父王&叔父王は、吉田栄作が二役。
吉田栄作は、登場から、スタイルよいわ、脚が長いわ、顔小さくてイケオジで、この時代にこんなカッコ良いひとがいるのか?くらいのインパクト✨
かつ、声もよいわ、台詞も、特に亡霊となり、殺された経緯を語るあたりは、まさに、銀黒マントに顔を隠して、迫力ありました。

一番悪い?姦淫した女王ガートルードの広岡由里子はベテランらしく上手い。

可愛かったのは、ハムレットの許嫁であったはずの、オフィーリアの飯豊まりえ、背が高く、白のdress姿が美しく、惚れないはずないよ〜と思いましたが、最後まで頑ななハムレットを見通せず、本心がわからないまま、死に絶えました😭

オフィーリアの兄であるレアティーズ役、大鶴佐助(亡くなられたばかりの唐十郎さんの次男で、長男よりはるかに芝居が上手い、若手ではかなり上手いのはと思う)の、後半の独白は素晴らしかった!

意外に良かったのが、ハムレットの友達のホレイショウ役の牧島輝、この方2.5の方?
上手かったですよ。
他、周りをかこむ、永島敬三、駒木根隆介、佐藤誓、シェークスピア劇常連、青山達三、など、バランス良い、見ごたえあるハムレットでした👍
Q1.は現在のハムレットの原型とか、半分の長さの行数で書かれているとか。
終わったあとは、遅めのランチ